漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

髱(たぼ)と髱(つと)

2017年10月28日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●最近、気になりだしていること・・・漢検関連で・・・その1・・・
・国名・都市名の当て字・・・最近、やたらに連続して出してきているけど、そのうち、文章題で“古典的文章を読めること”ということで、古くて難しい国名・地域名・都市名などの読み問題も出してきそう・・・な気がする・・なんだか、“範囲無制限状態”になりつつある漢検1級、漢検さんももはや“形振り”構わずといったところか・・・(^^;)・・・ま、高得点者向け減点対策だろうから、なんとか合格圏内を目指している方にはあまり影響はないから心配するほどのことはないだろうけど・・・

●これもその一つ・・・大髻(おおたぶさ)の読みの関連で・・・
・もう気がついて調べている人も多いと思うけど、こういうのが出るってことは、「髱(たぼ)」と「髱(つと)」の読み分けみたいなんも、出るかも・・・ま、すぐは出ないだろうけどね、たぶん(^^;)
・しかし、これも広辞苑で調べていたら、ちょっと困ったことがある・・・
 <漢検2>
  髱 :ホウ、たぼ、つと
  意味:①たぼ。日本髪の後方に張り出ている部分。たぼがみ。つと。 ②ひげが濃い。
 「髱」から始まる言葉:髱(たぼ) 髱髪(たぼがみ)
  髱(たぼ):①日本髪で、後ろに張り出している部分。つと。たぼがみ。 ②若い女性の俗称。「肴(さかな)は気取り、酌は―」
  髱髪(たぼがみ):「髱(たぼ)」に同じ。
 
 *広辞苑では、この「髱髪」・・・“たぼがみ”とも“つとがみ”とも・・・両方の読みが載っている・・・漢検2では「“つとがみ”ともいう」とかなんとかは書いてないから、“つとがみ”と書いたら✖になるんだろうか??? 「大髻(おおたぶさ)」が“おおもとどり”でも〇なら、“つとがみ”でも〇ってのはありうるけど、ここは広辞苑がなんといおうと“たぼがみ”にしておかないとイカンかも・・・
   *ちなみに、ネット上では、ほとんどが“たぼがみ”・・・
   *“たぼ”と“つと”の使い分けは、以前、上方(京阪)と江戸の呼び方の違いと理解していたけど、広辞苑にはそのへんのことは書いてなかった

・ついでに、辞典に載ってる“たぼ”読みと“つと”読みの熟語を全部調べてみた・・・両読みのものもいくつかあった・・・
 <髱(たぼ)>:髱髪(たぼがみ・つとがみ)
         髱差・髱刺(たぼさし)
         髱心(たぼシン)
         髱留(たぼどめ)
         髱蓑(たぼみの)
         椎茸髱(しいたけたぼ)
         上髱(ジョウたぼ)
         摘み髱(つまみたぼ)

 <髱(つと)>:丸髱(まるづと)  ・・・これは以前、模試の読み問題で出題した記憶アリ・・・
         角髱(カクづと)
         下げ髱(さげづと)
         差髱(さしづと)
         髱差し(つとさし)
         髱挟み(つとばさみ)
         髱無しの投島田(つとなしのなげしまだ)
         前髱(まえつと)  ・・・「まえ“づと”」とはなってないんだ???濁音の使い方もよおわからん(ーー)
         髱上げ(つとあげ)
         髱入れ(つといれ)
         鴎髱(かもめづと)

 *訓読み問題だったら“音”を含む言葉はでないだろうけど、文章題の中で使われるかもしれないから、一応念の為、全部載せておく・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍

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