「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2017.9.22号 ファミ劇=ブルース父親になるが・・・デュークは非情か? チバテレ=ロッキーが「反転」トリックに挑戦

2017-09-22 07:00:54 | 放送予定
さて、本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=

第666話 60.10.11 父親ブルース (ブルース夫婦)せんだみつお 若杉英二 沖田駿一郎 


一係は響組の田中が売人から覚せい剤を受け取る現場を押さえたが、拳銃を発砲し、ブルースの肩に当たってしまう。
必死に逃走する田中をブルースは負傷しながら追い、田中の車に向けてブルースがマグナムを放ち、田中の車は横転し負傷したが、ブルースは傷のせいで意識が無くなっていき、さらに田中は通りかかったタクシーを強引に止め乗り込み、血だらけのまま逃走してしまった。
数時間後、田中は建設現場で瀕死の状態で発見されたが、5億円相当の覚せい剤は持っていなかった。田中の状態から逃走中に覚せい剤隠すことは難しいことから、タクシーの運転手が奪い去ったと考えられた。
一方、入院したブルースの妻・泉が妊娠したという報せがもたらされたが、田中の乗ったタクシーの特徴を思い出せないブルースは苦虫を噛んだ思いもあり複雑であった。
そんな折、響組に系列の金融業者が訪れ、その直後に幹部の寺田が車で外出、一係では覚せい剤を入手した者から連絡があったものとみて尾行、だが、寺田の前には誰も現れなかった。どうやら警察の尾行に気付いてしまったらしい。
間もなく、田中を乗せたらしい運転手が富山という前科者であることが判った。彼はサラ金から莫大な借金を背負っていた。
半ば強引に退院したブルースはそのことを知り、富山のアパートへ向かうと、中には小学5年生のみどりと3年生の周一が父の帰りを待っていた。ブルースは子供たちと親しくつきあいながら、富山が現れるのを待った。
ところがある日、子供たちが姿を消してしまう。どうやら富山から連絡があったようだ。同じころ、響組にも動きがあったが・・・・・・。

泉ちゃんが妊娠三カ月というめでたいことがありながら、やはり刑事として父親になっていいのか、なれるのかを、富山の子供たちとの交流を交えて悩むブルースを描きます。
マイコン登場後は彼のサポーターとして、さらにラガー入院等でコメディーリリーフも受け持っていたブルースが、#659からシリアスでハードな主演編も復活し、父親になるという観点からも描かれる作品が出てくるため、ブルースのキャラクター自体の幅が広くなり、デューク登場編はブルース成長編とも云える部分があります。
ゲストのせんださんは俳優業に力を入れていた時期、富山はお似合いな役といったら失礼か・・・・(^_^;)
それにしても、田中の乗ったクラウンが、瀬田1丁目で横転しているのも、今観ると凄い画だ・・・・。



第667話 60.10.18 デュークという名の刑事(デューク・マイコン・正)松本留美 阪脩 高岡一郎 剣持伴紀

評判が悪い業界紙の記者・飯田が路上で刺殺され、自宅があらされる。
デュークの調べから、飯田が東南商事のプラント輸出に絡む不正を暴こうとしていた事実が判明、その上、東南商事は陰で暴力団の戸川組と繋がっていた。
その後の捜査から今回に事件には3人の目撃者が居たこともわかった。
デュークは事件解明のために目撃者に証言を迫ったが、事件が暴力団絡みであることを知った目撃者たちは報復を恐れて証言を拒否した。
だがデュークは執拗に目撃者たちをマーク、ただ、その動きを戸川組もキャッチし、ひそかに目撃者たちを張り込み始めた。
ついに、目撃者の一人であるタクシー運転手の大里が戸川組組員の運転するトラックに衝突され重傷を負う。このためデュークの強引な捜査を非難する声が上がり始めた。だがデュークは自己の信念に基づき、残る目撃者の主婦の民江とラーメン屋店員の正に対する捜査の手を緩めようとしなかった。
そして、デュークの熱意に根負けした民江は、正が犯人を見ていることを告白した。
一方、トシさんたちは大里かが見たというクルマのナンバーを手掛かりに釣具店を営む山岸の店を訪れたが、不審な態度をとる山岸の態度から周辺を調査したところ、案の定彼は戸川組の菊川と繋がりを持っていた。
その頃、正は街角でデュークの執拗な説得を受けていたが、戸川組から脅迫されていたため頑な態度に終始、そこに車が突っ込んできた。戸川組の菊川らが正たちを殺そうと牙を向けてきたのだ・・・・・。

下山正=赤塚真人さんの登場編。デュークとこの事件で出会って慕うわけですが、ドジだけど憎めない正を好演します。
作品自体は、デューク登場後初単独主演となり、彼の捜査心情が明確にわかる物語になっています。強引なところもあるけれども、それが突破口になるという部分は、デュークの捜査手腕を表しているもっとも特徴的な部分だと思いますが、それが発揮されているのが本作となります。
このデュークに当初からそれほど対立的位置に居なかったマイコンがサポートに付く恰好になっています。
しかし、本格復活してきた戸川組・・・印象的には強力になって戻ってきてしまった感じがあり・・・・ドックがゴリさんが叩き潰したのに・・・と嘆く気持ちも本当にわかります。



【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第307話 53.06.16 反転 (ロッキー)奈美悦子 伊東辰夫 堀美奈子


ロッキーが写真に凝っていた時期に知っていた写真家・三村が殺された。
夫人の美沙子の話では、午後八時ごろ暗室に入り仕事をしていたという。
捜査の結果や現場にあった写真のプリントや鑑識報告から、犯行時間は午後十一時以降だという事が判明、さらに被害者の爪の間には黄色いナイロンの繊維が付着していた。
そ、んな折、ロッキーは三村が大学時代の友人・岩田に大金を貸していたことを聞き込んでくる。さらには岩田のカーディガンと被害者の爪にあった繊維が一致し、容疑者は岩田に絞られていく。
しかし、岩田には死亡時刻前にモデルのバースディパーティに出席していたことが判明する。

物凄く怪しい奴はいるものの、アリバイのあるその男に対し挑戦していくロッキー、被害者には一応個人的な思いはあるものの、岩田のある意味すかした態度にロッキーも火が付いた部分はあったと思いますが、やはりキーワードは「反転」です。
岩田には伊東氏が怪しげに好演、ロッキーの敵の中でも印象に残る人物になります。
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