「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2018.2.23 ファミ劇=ボス不在の一係に助っ人敏腕・橘警部+パワフル新米DJ刑事登場!/トシさんたちが解き明かす老女殺害40年前の発端とは  チバテレ=ゴリさん爆破阻止の為に奔走!

2018-02-23 05:57:38 | 放送予定
本日の太陽放送。
ファミ劇はとうとうここまで着てしまいました。
一応、3月までの放送予定が既に判明していますが、#715までです。
4月以後はどうなるんでしょうね・・・・PART2、放送しないのかなぁ・・・。


【C S】

▼ファミリー劇場 最終(警部・DJ)編=初放送=

第706話 61.08.08 ボス!任せてください (警部・DJ)立川光貴/吉沢健 伊藤紘

あるレストランで大石という男が突然暴れ出し、通報でドックとブルースが駆けつけると、大石が腕に巻き付けたリモコン装置のボタンを押し、駐車場に仕掛けてあった爆弾を爆発させた。
驚く周囲を尻目に大石は覆面車を奪って逃走。
途中、オートバイにのった小柄で妙に明るい男が大石に追いつき、仲間にしてくれと申し出てきた。
大石は覆面車を捨て、男を相棒としオートバイで再び逃走を始めた。
大石たちは今度は雀荘に出没、男に店内で暴れることを命じた。レストランにしても雀荘にして大石を馬鹿にしたことへの復讐の為の強行のようだが、大石は別な場所にも爆弾を仕掛けていることをほのめかす。しかし男は大石が自らの身体に爆弾を巻き付けていることを知りぞっとする。
事件の最中、一係に病気療養中のボスの代理として橘警部が本庁より着任、早速捜査指揮に就いた。
大石と男は逃走途中で暴力団の車と鉢合わせ、大石たちは相手が大事に持っていたアタッシュケースを奪う事に成功、暴力団に追われながらも中身を確認すると、宝石がびっしり入っていたが、大石たちは暴力団から逃れる為に、二手に分かれて敵を巻いた。
男はアタッシュケースを派出所に預け、別なアタッシュケースと大石のもとに持参、再び合流した。
小柄な男。
事件前に一係に現れた男で、さらに橘警部によると、明日付けで一係に加わる太宰準だった。
とても刑事には見えない男だったが・・・。
準の問題行動については、橘警部は黙認することとした。
一方、大石は最後に自分をふって別の男と結婚しようとしている女性の結婚式場に乱入、女性を抱き寄せ一緒に逃げようと迫った。
結婚式場が騒然とする中、一係も急行するがいつ爆弾が爆発するか解らない硬直状態に陥った。
そこへ橘警部が駆けつけた・・・・・


世間を騒然とさせた裕次郎さんの太陽降板が6月のはじめ、あくまでも番組継続を模索する制作側と石原プロとの折衝で、6月末には渡さんの「ボス代行」出演が決定しました。これは正直仰天ニュースで、当時の印象としては、絶対太陽には渡さんの出演は無いと思い込んでいました。
一方、あくまでも「お手伝い」的なスタンスで助っ人加入する渡さんを前面に押し出すことが難しい中で西山さんが登板、メインテーマを変更させて「ボス降板」という番組としては一番あり得ない事態を打ち消し、新生太陽を打ち出そうとした作品となっています。

台本は仮題「DJ刑事登場!」ということで、そもそもがDJ=太宰準を主役として据えています。
かなりハチャメチャな内容となりましたが、西山さん=DJらしいというところはあったかと思います。



第707話 61.08.15 いつか見た、青い空 (トシさん・マイコン)山本耕一/井上昭文 阿部寿美子


初老の婦人が絞殺され、現場から遺品とみられるオニヤンマの羽根が入った虫かごが発見された。
トシさんらの調べで、清里高原に住む高村菊栄と判明、菊栄が家族に理由も告げず突然上京して被害に遭ったことがわかった。
清里に飛んだトシさんとマイコンは、地元警察の協力を得て菊栄の周辺捜査を開始、トシさんは時代劇ファンの菊栄が大切にしていたビデオを見たりしたが、有力な手掛かりが得られなかった。
一方、上京後の菊栄の足取りを追ったマミーは、菊栄が新宿で個展を開催中の写真家・桜井を訪ねていたことが判明、トシさんは菊栄が持っていたビデオの巻頭に桜井のインタビュー番組の一部が残されていた事を思い出した。
ドックたちは菊栄との関係を桜井に訊いたが、桜井は関係を否定。
しかし、ドックは桜井の作品の中に高層ビル街を飛ぶトンボの写真があったことを見逃さなかった。
桜井は海外から10年ぶりに帰国したこともあり、菊栄との接点はそれより前ということで調べ出したトシさんは、桜井が戦時中に清里へ疎開していたことを掴んだ。
一方、その当時、菊栄の兄が行方不明になっていて、その遺体がつい最近発見されていた。
さらに当時、菊栄兄妹が飢えから農作物を盗み、桜井にその嫌疑がかけられたことを放置していたことを今でも悔やんでいて、菊栄が桜井に謝罪するために、桜井の好きなオニヤンマを持参し上京したことも推測できた。
捜査の手が自分に向けられている事を知った桜井は、清里にやってきた。
実は桜井にも、重く辛い過去がこの清里にあった・・・・・。

終戦記念日の放送に因んで、太陽では珍しい戦中を扱った内容となっています。
太陽では、意識してあまり戦中のことを扱わなかった部分がありましたが、今回にしても戦争自体を扱わず、敢て疎開というキーワードを使ったのは太陽らしいところではあると思います。
トシさんの悲しい過去も判明したり、重めの内容ですが、マイコンなどが「現代人=戦争を知らない世代」を代表しているためか、底抜けに暗い方向にはなっておらず、ミステリータッチに描かれています。



【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第327話 53.11.03 爆弾 (ゴリさん)青木卓 三浦伸 山田禅二

ゴリさん宛てに爆破予告の電話が入る。
至急現場に向かったものの、爆発は起こらなかった。
悪質なイタズラと考えられたが、間もなく2度目の電話が。
今度は遊園地のジェットコースターに爆弾を仕掛けたのだという。
半信半疑で現場に向かうゴリさんたちだったが、その目前で遊園地内で爆発が起きる。
手がかりは爆弾のプラスチック製破片と山陰地方のなまりがある男というだけで、決め手が乏しい。
そしてある夜、また爆弾男から電話が入り、ラジオのDJを利用した犯人はゴリさんに指示を出し続け、結局ゴリさんは街中を走りまわされ、爆破は起きず、クタクタになって署に戻ることに。
しかし、爆弾男の指示は続き、ゴリさんは人ごみの中で花輪を首に巻いて歩かせる。
その中、捜査は着実に進み、多くの容疑対象から今西という男を洗い出した。
だが、その今西が一係に現れた。自首ではなく、大胆不敵にも次の爆破場所まで案内するから、拘束をするなという。
ゴリさんの態度が良ければ爆弾を仕掛けた場所を教えるという今西は、街中をゴリさんらと歩き回るうちに、執拗にゴリさんに嫌がらせを仕掛けてくるが・・・・。

後期のゴリさんの我慢強く、街の人を守る為であればなんでもするという姿勢が確定的に表れた作品。
それゆえ、前作に続き少々観ていて辛い作品ではありますが、ゴリさんの姿勢自体に犯人の今西共々、観ているこっちも感動してしまう作品です。
#2のリメイク的要素はありますが、殿下編を主に執筆なさってきた畑さんが確実にゴリさんを描くということに重点を置いている為、エッセンス注入程度な感じになっています。ちょっと下火状態だった1978年楽曲の使用もゴリテーマ群を的確に選曲することによって、アドレナリンの注入に一助しています。
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