んにちは。
しげです。


アベノミクス「3本の矢」


これは、安倍政権が


「デフレからの脱却」
「富の拡大」


を目指して行っている経済政策です。


すでに第1の矢と第2の矢は放たれ、
アベノミクス効果もあって、


株価、
経済成長率、
企業業績、
雇用
etc…


多くの経済指標は、
著しい改善を見せているそうです。








本当にそうでしょうか?






あなたは、
生活が豊かになった実感がありますか?



今は実感がないけど、
毎年3000円給与が上がっているから
このままいけば豊かになれるだろう。



…というような考えではいけません。


そのような考えでは将来、
旅行はもちろん、ディズニーランドにも
行けなくなるかもしれません。


ちょっと奮発して
高級ホテルのディナーに行くことも
永遠にできなくなる可能性があります。


あなたがやりたいこと、
挑戦したいことが
できなくなってしまうのです。



そんな人生は嫌ですよね。



今回の記事を読み、

「今のままで大丈夫」

という考え方を変えていってください。



先日のロイターに勤労統計調査の結果に
関する記事がありましたので
ご紹介します。


~~~


7月実質賃金は前年比‐1.4%、
所定内は2カ月連続増=毎月勤労統計


[東京 2日 ロイター] -

厚生労働省が2日発表した
毎月勤労統計調査(速報)によると、


7月の現金給与総額(事業所規模5人以上)
は前年比2.6%増の36万9846円
となり、5カ月連続で増加した。


物価の変動を考慮した実質賃金は
前年比1.4%減と
13カ月連続のマイナスとなった
が、


マイナス幅は4月の消費増税以降に
続いていた3%台から1%台に縮小した。


所定内給与の増加に加え、
7月はボーナスの伸びも大きく、
実質賃金の低下を抑制した。

所定内給与は
前年比0.7%増と
2カ月連続で増加した。


このうち、正社員などフルタイムで働く
一般労働者は前年比0.7%増で、
4カ月連続増となった。


パートタイム労働者は同0.5%増だった。


所定内給与は前月、
27カ月ぶりにプラスに転じたが、


比較的給与水準の高い正社員の採用が
増えていることなどから、
7月は前月(0.2%増)を上回る伸びとなった。


所定内給与が2カ月連続で増加するのは
2008年3月から4月にかけて以来のこと。

一方、所定外給与は前年比3.3%増と
16カ月連続で増加。


特別に支払われた給与(ボーナス)は
前年比7.1%増の10万7517円だった。


現金給与総額の前年比を就業形態別にみると、
一般労働者は2.7%増。

パートタイム労働者は0.7%増だった。


総実労働時間は前年比0.6%増と
2カ月連続で増加した。

所定外労働時間は同1.9%増と、
14カ月連続の増加となった。

詳細は以下のとおり。
(前年比、%、▲はマイナス)

                  6月   7月速報

現金給与総額        +1.0  +2.6
 所定内給与         +0.2  +0.7
 所定外給与         +3.1  +3.3
 特別に支払われた給与 +2.0  +7.1

実質賃金           ▲3.2  ▲1.4


所定外労働時間       +3.9  +1.9


常用雇用           +1.5  +1.6
 一般             +1.0  +1.6
 パート            +2.8  +1.3



~~~
(引用元:http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GX03I20140902?pageNumber=3&virtualBrandChannel=0



7月の現金給与総9額は
前年比2.6%増でしたが、


物価の変動を考慮した実質賃金は
前年比1.4%減でした。




給与の上昇が物価の上昇に追いついていない。




これはつまり、



会社からの給与所得しかない人は、
どんどん貧しくなっていくということです。



平日は朝から晩まで働いて、
時々休日出勤もして…


これだけがんばったのに、
物価の上昇を考慮すると
給与は減っている。


副業しようにも、
余裕がなくてできない…


仕方がないから
昼食を食堂でとらず、コンビニ弁当に
切り替えて少しでも節約する。


そんな生活をしていたら
病気で入院することになり、
高額な医療費がかかってしまった…




それではあまりにも悲しすぎます。




「今の会社に勤めていれば
一生幸せに暮らしていける。」


「何事も会社に任せておけば問題ない」



そのような話は幻想です。


自分の身は自分で守る必要がある。


そのことを認識しておいてください。