ものすご~く細かいフローターのお話② | 患者deニート

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世間に全く影響の無い孤独なオッサンの独り言&絵日記です・・・( ´•ω•` )

ここ数年はバスフィッシングの釣行記やリアクションバイトして購入してしまった物についての独り言が多いかと・・・( ´•ω•` )

いづれも失敗談満載です
(ノд<。)゜。

前回の続きです。
 
 
いつも通りダラダラと長文になりますがお付き合い下さい
 
 
 
①~⑨までの説明に、長いことやってると気付くフローターあるあるを盛り込みながら
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
まず
 
 
の形としてはゼファーボートZF-148Vが理想的・・・と、いうのから。
船首、つまり進行方向の先端が水につかない方が良い・・・というのは、当たり前ですがこの形状の方が負荷が減り単純に速度が早い。
 
 
次に、これは琵琶湖北湖やリザーバーでもよくあることですが、強風から来る波の影響で
船首(先端)から背中の位置が近ければ近いほどビックリするくらい水がかかる
・・・( ´•ω•` )
 
 
船首が上がってるだけで消波とまではいかないが、それでもかなり違います。
 
 
現在使用中の146STにも標準装備されている、L字シートの背もたれ部分でそこそこイケそうな気もしてたが、残念ながら余裕で波は背もたれを越えてきた・・・。
 
 
最近のフローターは座面が高い、いわゆるハイポジションと呼ばれるモデルが多く、カタログを見てるとウェーダーはウエストハイでOK的な記載があったりするが、それは小さな野池等に限定したお話しで、琵琶湖やリザーバーといった広大なフィールドならばすみやかにチェストハイをチョイスしといた方が無難だと思われる。
 
 
因みにリバレイのショートフィンはやめておけ!
 
 
というのは、本来は良い点とされる最近のフローターの座面が高いことで、フィンが短いと水中まで届かず水面近くでバタ足状態になりバシャバシャとやかましい事この上ないのです
・・・( ´•ω•` )
 
 
あれはあくまでO型フローターに適したフィンだと思われます。
 
 
 
次にのオールもキールもいらない、デカい袋が必要という説明。
 
 
これは好みの問題ですし、実釣のみを考えればキールはあった方が安定します。
 
 
オールに関しても当然あった方が移動は早くなり行動範囲も広くはなると思います。
 
 
ただ、フローターというスタイルは実釣タイムのみを意識しすぎると、フィールドによっては地獄をみます
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
例えばわりと水辺に近い位置に車を止めることが可能で、それこそ車のすぐ脇でフローターを準備し
 
膨らました状態で運搬するケース
 
 
もあれば、トラブルにならない安全な場所に車を駐車することで
 
フローターのリュックを背負った状態で結構な距離を水辺までジャングルクルーズし、エントリーポイント付近でフローターを膨らませるケースもあります。
 
 
私の場合は圧倒的に後者の方が多いので、いかにスムーズにエントリーポイントまで辿り着き、尚且つ帰りの地獄の登りの山道も肉離れや捻挫すること無く無事に戻ってくるか・・・という部分が重要なのです。
 
 
 
私は純正のリュックタイプのバッグに
 
 
・フローター本体
・空気入れ&ホース
・ロッドホルダー
・スカリ
・フロントバー&テーブル
・L字シート
・ショートランディングネット
・フィン+フィンセーバー
・タックルケース①
・飲料水①
 
 
を詰め込み、更にグレゴリーのショルダーバッグに
 
 
・リール4台
・タックルケース②
・飲料水②
 
 
を入れて、右手にダイワのロッドケースを持ち左手はトラロープ・・・
 
 
という状態でエントリーポイントまで行っていますが、フローター本体のカタログ自重が10キロ以下であっても、持ってる荷物のトータル重量は正確に測ったことはありませんが、結構な重さになります。
 
 
更にあと片付けは、折りたたんでリュックにしまうだけの事ですが、水分やらエアーの残りの影響やらで、準備の時と比べたら嘘みたいに嵩張ります
・・・( ´•ω•` )
 
 
これでキールなんて付いてたら、あと片付けではスムーズにバッグに入るなんて事はまず無く、大苦戦間違いなしです。
 
 
おそらくジャングルクルーズからのフローター準備と、あと片付けからのジャングルクルーズだけの実釣以外の部分で1日の体力を使い切ります
( ´•ω•` )
 
 
 
オールについても実際のところ、フローターでは移動中のドラッキング?トローリング中に喰ってくる事が多いので、オールを握ってると単純に釣果が下がる・・・。
 
 
オール握ってる時間があるならロッド握っとけ!って、話です。
 
 
そうなるとオールやらキールの費用対効果は低いので特に必要無い・・・と、思ってしまうのです。
 
 
 
何年か前にゼファーボート
 
 
・オールもキールも必要無いので初期型の148Vを復刻してほしい。
 
・標準で付いてるリュックのもうひと回りか、ふた回りくらいデカいリュックを別売りでいいから出してほしい。
 
 
と、メールを送ったことがあり、おかげさまで両方とも願いがかなった訳ですが、念願の大型リュックはまさかの11,000円
・・・( ´•ω•` )
 
 
やりおる・・・。
 
 
実に商魂たくましい( ´•ω•` )
 
 
 
 
次にのロッドホルダーを固定するベルト用の穴・・・の説明を。
 
 
一昔前なら『フローター』という時点で『トップ師』というイメージが確かにあった。
 
 
グラスロッドにヴィンテージのアブの5000番くらいのリールにPEライン・・・
 
 
なんてスタイルの方を何人も目にしました。
 
 
確かに彼らのスタイルならば、後付けのロッドホルダーどころかロッドを横に寝かせてマジックテープで固定する既存のロッドホルダーすら必要ないのかもしれない。
 
 
ただ、近年は我々のように1本の価値なんか全く気にせず、釣果至上主義のフロータースタイルも増えてきており、私もゼファーボートの最大3本まで立てれるロッドホルダーを長年愛用してます。
 
 
釣果のみを追求すれば、ビッグベイトや1ozのラバージグからサターンのダウンショットまでそれはもう幅広く色んなもんを投げるので、必然的にロッドの数は増えていく。
 
 
欲を言えば、それこそ単身でのボート釣りのレベルと同じくらいの本数を持ち込みたいくらいです。
 
 
狭く不安定なフローターテーブルの上でFGノットどころか、本音を言えばクリンチノットですらやりたくはない・・・。
 
 
 
昨シーズンを振り返っても、様々なルアーやらワームやら持ち込んだところで、振り返ってみると1番最初にリグったラバージグとテキサスリグだけでやりきってしまった事が何度もあった・・・。
 
 
ボート釣り同様にその用途に適したタックルに1つのルアーやリグを付けるならば必然的にロッド本数も増えてくるのです。
 
 
その為、どんな出来の良いフローターであってもロッドホルダー固定用ベルト通し穴が両サイドに2つずつ空いてない段階で
 
 
『ホントにフローターやってる人が作ってるんだろうか?』
 
 
と、思ってしまうのです。
 
 
 
次にのエアーを注入するバルブはフロント両サイドに2つも必要ではない。
 
 
つまり、2気室である必要はないという点です。
 
 
これは後にお話する
 
 
『本当の安全性』
 
 
という点にも絡む事ですが、現在私が愛用してる
 
Bee BU-146ST
 
 
もフロント両サイドにバルブが付いてる2気室タイプで、いざフローターをセッティングしようとすると
 
 
1、左のバルブから50%程空気を入れる
2、右のバルブから50%程空気を入れる
3、L字シートに空気を入れセッティング
4、左のバルブから100%近い空気を入れる
5、右のバルブから100%近い空気を入れる
6、納得いく空気量でなかった場合は左右繰り返し・・・。
 
 
 
はい・・・( ´•ω•` )
 
 
 
セッティングだけで
リバレイ等のシングルバルブタイプと比べ、倍の時間がかかります・・・。
 
 
 
これは正直、安全性向上というよりは円滑性の損失です。
 
 
 
ここからは1番重要な
 
 
 
本当の安全性ってご存知ですか?
 
 
 
と、いう点について。
 
 
 
まず、大好きな魚釣りで命を落とすなんて悲しい事は絶対にあってはなりませんので、ライフジャケットの着用は常識というか今では義務です。
 
 
過去、琵琶湖において葛籠尾崎付近でひっくり返ったVハルの底が見えた為通報したり、沖でボート釣りをしてたカップルのアルミボートが転覆したのを見て、大慌てでフローターで救出に向かったりと様々な出来事がありました。
 
 
そこで、上記同様に水面に浮いてる以上、常に危険を伴うフロータースタイルについての本当の安全性についてです。
 
 
まず、現在のゴムボートと同様の素材を使ったフローターはフックが刺さって穴が開く・・・なんて事は滅多にありません。
 
 
それにリバレイのような1気室、シングルバルブタイプのフローターで空気が漏れ出したとしても、座席の浮力とライフジャケットで何とかなります。
 
 
近年のゴムボート素材のフローターが空気漏れで沈み、人命が・・・なんてのは聞いた事ありませんし、実際フローターで起こる事故の原因としては
 
 
『転覆』
 
 
の方が多いはずです。
 
 
 
そして、空気漏れに関しては私はちょっぴりエキスパート 
・・・( ´•ω•` )
 
 
ゼファーボート ZF-148Vの空気漏れを確認してから、約半年近く騙し騙しやりくりした経験があるからです。
 
 
その経験を踏まえ、言わせて貰うなら
 
 
『フローターの空気漏れを確認したら、速やかに廃棄して買い換えて下さい』
 
 
という結論です。
 
 
補修用ボンドも様々な種類の物を何本も試しましたが、フックが刺さる等の不慮の事故以外の原因である、接合部からの空気漏れに関しては直すまでもなく廃棄するのが正解です。
 
 
この空気漏れは、いわゆる接合部に塗られた接着剤の経年劣化からおこるもので、使用頻度で多少誤差はでますが、だいたい製造から7、8年くらいで発生すると思われます。
 
 
これは仮にその漏れ出した箇所だけ接着し直しても、今度は別の箇所に負荷がかかり当然同様に劣化しているので、今度は別の箇所から漏れ始め結果、壮絶なる
 
 
『イタチごっこ』
 
 
の開幕の合図です。
 
 
 
全ての接合部に均等にボンドを塗る事が出来れば補修も可能でしょうが、それは消費者レベルでやれる事ではありません。
 
 
 
『捨てる勇気』
 
 
が必要になってくるのですが、ここで⑥のロッド1本もしくはリール1台くらいの節度ある価格帯・・・ってのが必要になってくる。
 
 
フローターという物は本来、我々のように毎釣行出番があるというような物ではない。
 
 
その為、購入した人は
 
 
『いつ購入して、何回使ったか?』
 
 
という事を記憶していない事が多々ある。
 
 
フローター本体に空気漏れ等の異常が起こっても、年に数回しか使って無い事でおそらく
 
 
『殆ど使ってないのに勿体無い!直そう・・・』
 
 
と、なると思いますが、これが間違いの始まりなのです。
 
 
後は個人の懐事情ですが、私なら踏ん切りつけてパッと廃棄出来るのは元々が高額な物なら厳しい・・・。
 
 
自分の使ってるロッド&リールの新品購入価格くらいが妥当で、4万円を超えることはまず無い。
 
 
 
そこで、現在のところ最も注目しているフローターがこちらのバックラッシュオリジナル
 

Hooters
 
 
私は、ただの客でしかないので余り詳しくは書けませんが
 
 
 
なかなかの出来・・・
 
 
 
価格帯もおそらく?節度ある範囲に抑えられそうなので
 
 
イケメン店員くんに
 
 
『ロッド1本我慢して、僕と違う世界を広げてみませんか?』
 
 
なんて言われたら女性客は、ほぼほぼイチコロだろう
・・・( ´•ω•` )
 
 
違うもんまで拡げてしまいそうだ
・・・( ´•ω•` )
 
 
 
あ、最後に現行のフローターは以前と比べ格段に進化した接着方法を用いています。
 
 
ゼファーボートのTシリーズの熱溶接なんかはその究極かもしれません。
 
 
 
でもね、おじちゃんの経験上、空気漏れトラブルは圧倒的にバルブ周辺から起こることが多い・・・。
 
 
同素材同士をくっつけるなら熱溶接というのもアリだとは思いますが、はたしてバルブ部分の樹脂素材とフローター本体のゴム系素材も熱溶接なんでしょうか・・・?
 
 
本体部分の補強点に目を奪われがちですが、もしバルブ周りやバルブ本体の補強なり、バルブその物が夏場に空気が膨張した際、自動排出する機能が付いてたりと、何らかの進化が無いことには
 
 
空気漏れの原因が繋ぎ目というものから、バルブ位置に変化するだけの話になってしまう。
 
 
はたしてメイン素材が樹脂のバルブ部分にどの程度の耐久性があるのかは分かりませんが、繋ぎ目より多少長持ちしたとしても、多少の延命処置でしかないような・・・。
 
 
ただし、この辺は現行モデルを試したわけではありませんので、あくまでも予想です。
 
 
バルカンW田くん
 
 
『ゼファーボート ZF-148V-T』
 
 
オカズに今後検証させてもらおうと思います
 
 
 
私の与太話が参考になるとは思いませんが、今シーズンから視野を広げるという意味でも、フローターデビューを飾ってみてはいかがでしょうか
 


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