MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

ええっ、平尾が死んだって?!

2016-10-20 | ランニング以外のスポーツ
 びっくりした。最初活字を見たときは意味がわからなかった。闘病中だったのか。全然知らなかった。まだ信じられない。ご冥福をお祈りします。ああ、残念でしかたない。

 彼の前に松尾雄治もいるけど、日本ラグビー全体のことを考え行動してきた平尾の存在は日本ラグビー界にとってとてつもなく大きかったと思う。99年のW杯で監督を務めながら惨敗に終わり、なんとなく公には一旦一線から弾いたような印象になっていて、とても残念に思っていた。ただ、いずれまた平尾が日本ラグビーを引っ張る時代がくるだろうと期待していた。

 同世代でもあり、平尾のラグビーをずっと見てきた。大学、社会人と平尾のいるところ無敵だったし、平尾の求めるラグビーは文化であり芸術であり学問のようでもあった(ように感じていた)。監督を置かなかったり、やることが斬新だった。しかも、いつも颯爽としていた。日本ラグビー史上最大のスターであり、最大の功労者の一人に間違いない。
 私のイメージは、強いて言うならサッカー界におけるヨハン・クライフである。

 風貌もかっこよかった。ひげを生やし、軽々とステップを切ってトライをする。ドロップゴールを決める。ぎりぎりのタイミングでウイングにラストパスを出す。大学ラグビー史上最強で最高にかっこよかったのが平尾のいた同志社だったと思うし、神戸製鋼だった。いつどうやったら負けるんだか想像できなかった。それでも負けるときはやってくるんだなあ、と教えてもらった。

勝者のシステム―勝ち負けの前に何をなすべきか
平尾 誠二
講談社


 もう6年も前にこの本について感想を書いた。追悼の意を込めてここに再掲し、故人のご冥福を祈ることにします。
 お時間のある方、よかったら、読んでみてください。

 「平尾という男、やはり只者ではない。」

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