クイーンステークス2017 追い切りチェック アエロリット・アドマイヤリードともに順調な追い切り
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クイーンズステークス
傾向
エテルナミノル
本田厩舎
エンパイアメーカー産駒
札幌ダート良
68.1-52.4-37.7-12.5
前走はシルバーステートの2着とは言え、かなりの力差を見せつけられた格好でした。
追い切りでは長い脚をうまく使えておりなかなか推進力高めの追い切りです。
負けても前走走り切れているように、外回りで距離にゆとりがあるほうが良いように感じます。
その点今回の舞台はストライドロスしそうな小回りであり、割引く要素として立ちはだかる可能性が高い。
いずれにしても動きはかなり良く状態面は期待できる位置にあります。
ヤマカツグレース
池添厩舎
ハービンジャー産駒
函館芝良
63.2-47.5-34.4-11.3
結果的にオークスは距離が長かった。
フラワーCでは持ったまま直線で前の馬を交わしていたのにも関わらず、同じようなペースで進めたオークスでは(仕掛けは断然早かったが)直線向いてすぐに苦しくなっていました。
まあ馬体を見てもベストはマイル前後かと思われます。
今回は距離短縮でこの馬に向きそうな洋芝。
少しかかるところがあるので早いラップになるとどうかな?という印象ですが、しっかり折り合えれば適正値は高い。
追い切りに関してはかなり良いです。
単走で少し活気がありすぎる雰囲気ではありますが、身体を大きく使って素晴らしいフットワークです。
ここでの乗り替わりがどう影響するかでしょうが、池添ジョッキーであればうまく折り合ってくれそうな気はしますね。51キロだし妙味ありです。
状態評価
5.0
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4.5
アエロリット
アドマイヤリード
クロコスミア
エテルナミノル
ヤマカツグレース
4.0
クインズミラーグロ
マキシマムドパリ
3.5
トーセンビクトリー
3.0
シャルール
結論
前に行きたい馬は多くて、まずはノットフォーマル。これが外からハナを主張してくる可能性が高い。
そこにクロコスミア、ヤマカツグレースあたりも積極的に詰めて行く。
トーセンビクトリーは最内ですが、出足がつかず中団。
アエロリットも出たなりのポジションでしょうか。
とにかく序盤は速い展開で進み、その反動で中緩みからの瞬発力戦と予想します。
○アエロリット
▲ヤマカツグレース
△クロコスミア
クロコスミア 馬体・追い切り 地面をしっかり蹴り上げるフォームで意欲的な追い切り
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クロコスミア
西浦厩舎
ステイゴールド産駒
母父ボストンハーバー
クイーンステークス
馬体
前走の函館で洋芝適正を見せているように、グリップのありそうな脚回りで全体的にドッシリとした身体つき。
後躯に関してはあまり上質な筋肉という感じはしないが、前駆においては発達した造りであることが確認できます。
うっすら銭形も浮いているようで北海道の気候がマッチしている可能性もありそうです。デキに関してはこの馬なりに最も高いところにあるでしょう。
手の合っている岩田騎手に戻り前走勝っての重賞チャレンジです。
タイミングは完璧。
最終追い切り
札幌ダート良
68.1-52.0-38.0-11.9
全体的に硬さがある馬ですが、しっかり地面を蹴り上げて推進力に替えています。
かなり意欲的でパワフルに走っている点は期待値高めです。
走法を見ても札幌適正は非常に高そうですね。
傾向
アドマイヤリード 馬体・追い切り 現役屈指のキレ脚。今回も充実の追い切りで馬体も上々。
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アドマイヤリード
須貝厩舎
ステイゴールド産駒
クイーンステークス
馬体
非常にバランスの取れた馬体で前駆のパワー質な造りからきれいなラインを描いて収縮性のありそうな後躯へと流れていきます。
いかにも瞬発力のありそうな造りで、実際に一瞬のキレ味であれば出走馬中でもトップなのは実績が示す通り。
VM以来の出走ですが、全く緩みはなく整った身体です。
一つ気になるのは脚回りが柔らかく、本質的には軽い馬場でこそといったタイプであること。前走稍重で、前々走が重ですからしっかり対応はできていますが、ここはまだ疑っていきたい。
最終追い切り
札幌芝良
64.1-49.1-34.6-11.6
後躯の蹴り返しは素晴らしいですね。しっかり伸びています。
リズム良く走るタイプで一定の硬さがあるので距離は伸びないほうが良いでしょうか。
マイルベストであり距離延長は微妙。
前走のVM時と同様の追い切りで、前に馬を並べてギアを上げて差し切るような流れ。
なかなか質の高い追い切りで、これが軽々と出来ている点はかなり評価して良い。
傾向
アエロリット 馬体・追い切り 大きな死角が見当たらない。追い切りも上々。
アエロリット
菊沢厩舎
クロフネ産駒
母父ネオユニヴァース
クイーンステークス
最終追い切り
札幌D良
80.5-65.7-51.4-37.9-12.0
地面を弾くような走りで軽さがあって跳べています。
首の使い方も上手で低い姿勢を維持したまま重心を前へ前へと進めています。
世代戦とは言え、前走の緩みのない東京マイルで55キロで走り切って今回は52キロですから、馬自身も相当走りやすく感じる舞台設定です。
身体を伸ばして走るタイプではないので小回りでもロスなく加速できます。
馬体
全身がギュっと締まっており、頼りない印象だった馬体がドッシリした印象です。
グリップの良さそうな繋ぎだし洋芝は問題ない。
休み明けでも仕上がっているし大きな死角は見当たらない。
傾向