新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

サイバー攻撃

2017-05-24 07:53:40 | コラム
Wanna cry ransom ware:

23日のPrime Newsはこの世界150ヵ国だったかで猛威を振るっていると聞く「身代金サイバー攻撃」とでも言えば良いのだろう「ウイルス」の特集だったので、大いに興味と関心を持って見ていた。専門家のご意見と解説を拝聴すれば、有り難いことにこのサイバー攻撃なるものが如何なる悪かということが少しは解るようになった。なお、掲題の綴りがこれで正解かどうかは自信がない。

私が意外に思ったことは、元農水大臣で確か西川公也前TPP委員長の後を継いだはずの森山裕衆議院議員が専門家の席に座っていた点だった。私は森山氏は失礼な表現かも知れないが、高卒で鹿児島市議会議員から国会に出てこられた農林水産分野を専門とされているという程度の認識だった。その森山議員が出てこられて一体何を語られるかということにも興味があった。

ところが、森山裕衆議院議員のサイバーテロやウイルスの世界的情勢についての知識はなかなかのもので、時折隣席の専門家に助言は求められたが堂々たる解説ぶりだった。私には驚きで、自民党では彼のようにインターネットについて専門的(なのだろう)見識を持った議員がいるとは非常に結構なことだと思った。森山議員はアメリカ等の外国を回られてこの分野の権威にも会っておられたようで70歳を超えた年齢でこの分野に挑戦しておられたことにも敬意を表さねばならないかと考えさせられた。

森山議員礼賛はこれくらいにして、あのサイバー攻撃はDPRKが絡んでいるとは報道されているが、この方面ではアメリカ、ロシア、中国、イスラエル、フランス等々多くの国が多大な資金と人材を投じていると専門家たちが語られた。どうやら何処の国が仕掛けていることかは断定されていない模様だった。その恐ろしさと恐ろしくない点も聞けた。

更に何故、どのようにしてウイルスが拡散していくかの解説もあったので、大袈裟に言えば「何時我が家のPCがそれに犯されるかなどは予想も出来ず、Windowsを常に更新しておかない限り侵入される危険性はある」と教えて頂けたのだった。だが、これ以上私の習得した事柄を披露する勇気はない。何分にも「デイタル・デイバイド族」だし、森山議員よりも一回り上の年齢であるのだから。

それにしても、森山議員のあの番組への登場には新鮮な驚きがあったと言えば失礼に当たるだろうか。


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