新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

小池さんは何がしたいのだろう

2017-09-28 17:15:51 | コラム
>小池旋風の行方は:

本日は高い湿度に苛まれて朝から不調で高齢化した頭は一向に回転せず、偶には政治関連以外のことを書こうと思っても果たせずに終わりました。その上に、よんどころない約束がありまして、何年振りだったかも不明な人形町へ。散々考えてから高田馬場から東西線で日本橋に出て都営浅草線で人形町に。さて、地上に出ても土地勘が戻らず、目標に指定された、かの玉ひでの前で電話して案内を請う始末。11時半前の玉ひでには既に10人ほどの行列。この街に生まれ育った知人は何度尋ねても「美味ではない」と言うのですが。

何とか無事に会談を終えて2時に帰宅。何とか持ち堪えてはいましたが、疲労困憊の感がありテレビも付けずに今まで横になった次第。往復の地下鉄の中で考えたことは、「毎日新聞の一面トップに『民進党事実上の解党』とあったのは良いとしても、果たして小池さんやりたいような方向に物事が素直に進むのだろうか」でした。

先日はPrime Newsに出た細野が余りにも余裕綽々だったので何か裏があるのかと疑いましたが、小池さんがあの裏にいて前原と連絡して民進党の解党への道筋を持ちかけていたとしたら、希に見る策士であり寝業師だとなるかなとも考えました。

しかしながら、これが本当のことだったとしても、それは小池さんの策士としての才能を示しただけであって、政治家に求めたい行政能力やその面の手腕とは別問題であると言えるでしょう。ではあっても、小池さんのこういった凄さは、一般の罪なき有権者には「頼りになる。モリやカケから逃げているばかりの安倍総理よりも上だ」と誤認識されそうで怖いなと思っていました。

しかし、民進党の衆議院議員数は希望の党への脱藩者を含めても90人にも足りません。それに希望の党のプロパーが何人当選するか知りませんが、衆議院の過半数に達するのかという疑問が残ります。それに、小池さん自身が国政に復帰していないと総理大臣にはなれないのではないかと思う時、都知事を続けると言い募るのは疑問だななどと考えていました。

それでは、前原が民進党を解党させると言い出すとは予想していなかったのかなとも思いつきました。本当に雪崩を打つが如くに希望の党に移るのならば、枝野、清元、福山、山野井、玉木、階等々は置いてけぼりにしてくれれば良いがとも。飽くまでも心配なことは「小池信者」が希望の党の支持に回ること。まさか、世間を騒がせただけで終わるのではないでしょうね。



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