新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

福山哲郎は言った

2018-03-28 07:32:47 | コラム
我々はやりたくてやっている訳ではない:

27日のあの佐川証人喚問の質疑よりも遙かに印象的だったのが、その夜のPrime Newsに出演した立憲民主党の福山哲郎の発言だった。彼は反町に「現今の国際情勢下で、森友なんていうことに拘っている場合かと言われているが」と水を向けられて「我々だったやりたくてやっている訳ではない。決裁文書を改ざんされたことは重大な問題から追及するのだ」と答えた辺りだった。「やりたい訳ではない」と言いながらも、何ヶ月やっているのかと思わずにはいられなかった。

27日は偶々DPRKの要人(金正恩に決まっているだろう)が北京を訪問したことに関して、彼が我が国の外交姿勢について彼が言ったことも興味深かった。「今や南北朝鮮、米中、米・中・韓、中・北等の関係の何れについても置き去りにされていて我が国に介入の余地はない。また、安倍総理が良き相談相手になっているとされたトランプ大統領にしたところで、鉄鋼とアルミへの関税では我が国は除外されなかったではないか」と批判したのだった。

即ち、少なくとも福山哲郎は「国際情勢が緊迫する一方であり刻々と変化していること」を認識しながら、森友問題と文書改ざんに拘泥していると認めたのと同然であると聞こえた。彼ら野党は何かといえば「政府や財務省の説明に国民が納得してない」とほざくが、私は85年も国民であるが大阪府下の国有地をどれだけ値引きして処分されようとも、そんなことは知らなかったし、関心も何もないのだ。勝手に国民をダシに使って欲しくないのだ。



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