My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ヘッドフォンアンプの出力抵抗を再換装(禁断のVishay VSRへ)。素晴しい音!

2015-01-11 20:37:58 | ヘッドホン・アンプ

DaleのRN55Dでも良いのだが、暫く聴きこんでいくと、どうもすっきりしない。

そこで、昨日、都内に出かける機会があったので、秋葉の海神無線に寄って、抵抗1Ωx2本を2種類購入した。

ひとつはDaleのNS-2B(RS-2Bの無誘導タイプ)、もうひとつはVichay VSR(高級と言われる抵抗@1,000円)

店員さんに、他にも1Ωで音の良さそうな抵抗は無いですか?と聞いて見たが、VSRより良いものは無いと言われた。そうだろうなと思う。聞くほど野暮だったかな。

実は、さらに上のクラスで同じくVishayのVAR、Z201というのがあるが、1Ωは無し。

 

何回も交換するのは大変なので、いきなりVSRを使って見ることにした。

これを使ったら、他の抵抗を使いたくなくなり、全交換に嵌まる禁断の抵抗だそうだ。。。。値段が高いだけに大変な事になる。 なにせ抵抗が1本1,000円ですよ。NS-2Bの倍以上ですね。

これがVSR。(オモテとウラ) 許容差は0.5%

そのまま基板に付けるにはピッチが合わないので、軽くフォーミングした。

そして、いざ実装。交換後の様子。

こ、これは、、! 音が出た瞬間に、違いがわかった。これは素晴しい!。

今までも色々と抵抗交換は行ってきたが、VSRを使うのは今回が初めてだが、抵抗1本の交換でこれだけの音質改善を経験できたのも初めてである。

音質改善効果は絶大である。目の前の靄が晴れた感じで、なんともクリアーで、素直な音である。どこから音が出ているのだろうという感覚もしたりする。奥行き感、スケール感が今までとは違う。値段が高いのでフラシボーも多少はあるかも知れないが、今までとは次元が違う。

音がクリアーになったからか、ボリュームが同じ位置でも音が大きく感じる。バックの小さい音もハッキリと聴き取れる。

今回は信号ラインに直接、そして出力最終段に入っている抵抗なので、その影響も大きいかもしれないが、それにしても、流石Vishay VSRって感じである。

いったいどの様に抵抗を作っているのだろう?どこで差が出ているのだろう?材料(無誘導金属箔)?作り方?エンジニアとしては興味が湧いてくる。

 

ほかの抵抗もVSRに換えたくなって来たぞ。どんどん嵌まっていきそうだ。

今日は、ついでに、このヘッドフォンアンプの回路図展開もしたが、この回路は入力段はOpAmpを使い(今はMUSES8920を使用)、出力段はSEPPだった。

抵抗交換をしたら、効果がありそうな箇所はいくらでもありそう。久々に嵌まってしまいそうで怖い。

 

そして、NS-2Bの出番はいつ来るのだろう、、、、?


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