観察のこと
先日、いとも簡単に筋肉やツボのコリをほぐしてしまう技術を学んでいるという人と話していて。
なかなかその技術が学べないんだ。
と。
様子を詳しく聞いてみると、どうやらその先生は無意識な状態に入って施術していて終わるとほとんど覚えていないそうな。
それは教えてもらうというのは無理難題。
身体と会話できると言うのも、方法としてはどうやるんだ?みたいな。
さてその人はツボには詳しいので
ちょっと手の平を借りて
ツボの解説を聴きながら、ツボと内臓と感情の繋がりから質問や誘導をしながら、軽くというか、触感を頼りにほぐしてみると、
本人が驚くほどに、そのコリほぐしが再現できた。
心と身体を同じように扱えば、できるもの。
簡単に解説すると
ツボから臓器の感情を会話でひもときながらふれていると、筋反射が起きる。
この筋反射を頼りにイエスかノーかを確認しながら、感情が表現されるごとに緩んでいく。
コツは優しく触れること。
他の人でも試して見たら
魔術か(笑)って言われたよ。
面白いくらいに体感が変わる。
普段のコンサルでも
話していただけでふれてもいないのに
肉体に好転反応が出てくる。
観察ありきだな。って。
会話の内容も大事だけど
表情やジェスチャー、行動と合っているかどうかと、よくよく観察していると治癒に大事なポイントが見つかる。
子供の遊びを眺めながら、性格を当ててみたりと。
そんな風に過ごしているので
最近思ったことがある。
沈黙が大丈夫な関係のこと。
よく結婚理由に沈黙でも一緒に居られる相手だからって話があるじゃない。
これは言葉なしでもかなりコミュニケーションが取れる関係なんだなって。
目線と表情で相手の気持ちが分かるとか
考えていることが予想できる。
言葉にせずとも気持ちや考えが重なる関係。
こういう関係ってやっぱり落ち着く。
目でも手でもかなり多くのコミュニケーションが出来る。
個人的にそういうところを今は大事にしてる。
コンサルの仕事をしていると
人と関わる事で与える影響の大きさをヒシヒシと感じるのです。