昨日は【(起こる出来事も運命も)すべて決まっていた】としても、

自分の気持ちや感情も思考も解釈まですべて決まっていると思う必要はないと言いました。

たとえそれさえもすべて決まっていたとしてもそんな世界に生きてると思ったら味気なさこの上ないでしょう。

一体、何のために生きているのか?と。

だから、これから起きる出来事が決まってても、それが自分にとって幸せなことか不幸なことか、

その解釈だけは自分が決められる!とした方がよっぽど楽しく生きられます。

『人生で起きる出来事には無駄なことは一切ない』と言われますが、

本当にそうでしょうか?

アナタが学校で習った数学の方程式や化学、国語の文章題や英語の「This is a pen」も、

実生活で役に立った試しはないと思います。

無駄だと言えば無駄だし、

アナタが選んだ進路、それが例えば大学で文学史を専攻したことも、

高校生の時に悩んだ末、決めたことなのに、

今、文学どころか洗剤を取り扱う会社で営業をしていたり、経理をして数字ばかり見る仕事であれば、

4年間の学費と時間と学んだ内容は一体何だったのか?ということになります。

それも無駄だと言えば無駄になります。

ボク自身も大学時代に学んだことは今、何一つ役に立ってないと言えば役に立っていません(笑)。

しかもこれが既に【すべてこうなると決まっていた】なら、これほど虚しいことはありません。

恋とバイトと友達とのバカ騒ぎといったような青春は思い出としては良かったのかもしれませんが、

それが役に立っているかどうかは分かりません。

ただ一つ言えることがあります。

高校卒業のときに違う進路を選んでいたら、こうしてブログを書いていることもなかったかもしれないし、

書いていたとしても、今、この文章を読んでいるアナタと出会えたかどうかは分かりません。

というのも、当時(高校生)のボクは映画やドラマなどのエンタメ業界に興味があって、

一切、自己啓発や潜在意識などの(怪しげな?)世界には興味すらありませんでした。

そういったエンタメの道に進んでいれば、皆さんとも出会うことはなかったけど、

その道に進まなかったお陰で、大学生の時に一冊の本(→コレ)を紹介されて読んでから、

そういった世界があることを知ります。

大学生の時に出会ったある女性にその本を手渡されることがなかったら、

いや、もっと言えばその女性と出会っていなければ、

さらにもっと言えば、大学に進んでいなければ、
という思いがあります。

それから10年以上経った今、こうしてブログを書いて、トークショーもして、本まで書かせていただいて、

多くの人にボクは出会うことが出来ました。

正直言うと、大学生の時までに勉強してきたことは直接今やってることでは役に立ってはいませんが、

その過程で経験したことや出会った人たちがいたから、

今、こうして読んでくれてるアナタと出会えたし、ボクは日々ブログを書いていてとても幸せです。

だから、無駄なことは一切なかったと言えます。

でも、やっぱり「これは無駄以外の何物でもない」と思ったこともあります。

無駄なことは確かに無駄であることには変わりないけど、

「それが無駄であると知れたことだけは無駄じゃなかった」とも言えます(分かりにくい表現だけど)。

もしかしたら大学に進まなくても、エンタメの道に進んでいたとしても、

いずれ遅かれ早かれ自己啓発などの世界を知って、

ブログを書いたり、本を書いたり、もしくは何か作品を発表したりして、

アナタと出会えたかもしれません。

だから、今いる世界は過去の無駄だと思った積み重ねの上に成り立っているもの、

としてすべてこじつけて考えているのかもしれないし、

やっぱり【すべて起きる出来事は決まっていた】のかもしれないけど、

解釈を変えたからボクは今、幸せです。

鬱の状態にならなければ、引きこもっていなければ、自己啓発の世界を知らなければ、

ボクは本を書くことはなかったし、同じ境遇の人たちに
勇気希望を与えることができなかったと思います。

過去の出来事の解釈を「ああ、すべて無駄だったなぁ」で終わらせていたら、

本当に無駄で無味乾燥な人生になっていたでしょう。

もしかしたらもうこの世にいなかったかもしれません。

でも、今、生きているということは、

起きてきた出来事を「無駄だと思ってることの中に、

1割だけすくい上げることができる部分があるからこそ人生はうまく繋がっていて、

必要な人と出会い、幸せかもしれないという望みが苦しい時でもあるから生きていられる」
という解釈をしてるからだと思います。

『人生に無駄なことはない』というのはいつだって後から振り返って分かるものだし、

それもやはり解釈次第です。

すべて無駄の積み重ねかもしれないのに。意味のない人生かもしれないのに。

僕たちが存在する理由。

それはキャンバスに描かれた絵(人生で起きる出来事)に、

色をつける自由を与えられていることだけかもしれない。


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