きのうの、
キュウリ仕分け機について、聞いてきた!
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/ed1b3daff23efefa59e53c1a8dd84314
で、
実用化に近づいた3号機では、
大きさなどはディープラーニング
傷、色の見分け、箱詰めは人間
と人間と人工知能が協業している形になっている。
と書いたけど、実際今実用化になって、お金になろうとしているAI
は「人間と人工知能が協業」する分野で、マスコミや経営者が考える
シンギュラリティの分野ではない。もし、そんなのを信じていると、
完全にAI負け組みになるという話をしてみたい。
■AIの4象限
(広義の)AIといわれるものは、分野でわけると、
・分野が確立しているもの
自然言語処理、音声認識、画像認識など
かつてAIといわれたが、技術が確立され、一分野を形成し、
現在では、(狭義の)AIからは外れている
・分野がまだ確立していないもの
感情をもったり、人間の代わりに仕事をする、シンギュラリティなどは
定義が出来ていないレベルなので、分野として確立していない
また、(広義の)AIといわれるものは、技術でわけると、
・ディープラーニング
・ディープラーニング前
分類:SVM、ランダムフォレスト、決定木
(連続値の)予測:回帰
その他検索、探索技術など
に分けられる。それぞれの分野によってできる4象限は、こんなかんじ
■現場のAI
今現場で起こっているのは、自然言語処理、音声認識、画像認識など
(確立された分野で)いままでSVMを使っていたところを、CNNに変えようか
どうしようかという話&いままで、機械学習を入れていなかったところに、
機械学習をいれてみようかという話(必ずしもディープラーニングではない)
具体的に多い話は
・音声認識
自動的にメモする
認証
・画像認識
OCRはだいたい→フォーマット認識へ
このへんが、CNNへ向かっている。
あと新しい分野については
・チャットBot
っていうかんじ。この分野は、もう案件レベルなので、これを扱える技術者さんが
いないと淘汰されるというかんじ。とくに、これらはクラウド必須になってくるので、
クラウド(特にAWS)の知識が必要になる。
この分野は、もうじき技術が透明化(当たり前に使われる)ようになる。
仕様は人間と人工知能が協業している形になり、人工知能をどこまで使うかが
問題になる。
■マスコミのAI
それに対して、マスコミの言っているAIは、人間の仕事に取って代わる
とか、シンギュラリティとか、まだまだ先の話を楽しんで言っている。
この分野は、ゴールがはっきりしないので、セミナーとかは出来るけど
実用的な話にならず、お金にならない。
たぶん、ブームとして、そのうち、話は終わるものと思われる。
■ソフトハウス的にやばいのは・・・
後者のマスコミの話に引きずられて、AIはまだまだ、ブームだとか
言っていると、前者のように現場ではどんどん入っているので、社員が
今のAI技術、クラウド技術に対応できなくなり、ひいては不良在庫化する
こと。
このままいくと、AIとかクラウドは当たり前に入ってきて、
それができない技術者さんは、仕事を割り当てられなくなるって
いうことも起こりそうな気配・・・
そういう意味では、AIが人の仕事を奪ってるんだけどね。
キュウリ仕分け機について、聞いてきた!
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/ed1b3daff23efefa59e53c1a8dd84314
で、
実用化に近づいた3号機では、
大きさなどはディープラーニング
傷、色の見分け、箱詰めは人間
と人間と人工知能が協業している形になっている。
と書いたけど、実際今実用化になって、お金になろうとしているAI
は「人間と人工知能が協業」する分野で、マスコミや経営者が考える
シンギュラリティの分野ではない。もし、そんなのを信じていると、
完全にAI負け組みになるという話をしてみたい。
■AIの4象限
(広義の)AIといわれるものは、分野でわけると、
・分野が確立しているもの
自然言語処理、音声認識、画像認識など
かつてAIといわれたが、技術が確立され、一分野を形成し、
現在では、(狭義の)AIからは外れている
・分野がまだ確立していないもの
感情をもったり、人間の代わりに仕事をする、シンギュラリティなどは
定義が出来ていないレベルなので、分野として確立していない
また、(広義の)AIといわれるものは、技術でわけると、
・ディープラーニング
・ディープラーニング前
分類:SVM、ランダムフォレスト、決定木
(連続値の)予測:回帰
その他検索、探索技術など
に分けられる。それぞれの分野によってできる4象限は、こんなかんじ
■現場のAI
今現場で起こっているのは、自然言語処理、音声認識、画像認識など
(確立された分野で)いままでSVMを使っていたところを、CNNに変えようか
どうしようかという話&いままで、機械学習を入れていなかったところに、
機械学習をいれてみようかという話(必ずしもディープラーニングではない)
具体的に多い話は
・音声認識
自動的にメモする
認証
・画像認識
OCRはだいたい→フォーマット認識へ
このへんが、CNNへ向かっている。
あと新しい分野については
・チャットBot
っていうかんじ。この分野は、もう案件レベルなので、これを扱える技術者さんが
いないと淘汰されるというかんじ。とくに、これらはクラウド必須になってくるので、
クラウド(特にAWS)の知識が必要になる。
この分野は、もうじき技術が透明化(当たり前に使われる)ようになる。
仕様は人間と人工知能が協業している形になり、人工知能をどこまで使うかが
問題になる。
■マスコミのAI
それに対して、マスコミの言っているAIは、人間の仕事に取って代わる
とか、シンギュラリティとか、まだまだ先の話を楽しんで言っている。
この分野は、ゴールがはっきりしないので、セミナーとかは出来るけど
実用的な話にならず、お金にならない。
たぶん、ブームとして、そのうち、話は終わるものと思われる。
■ソフトハウス的にやばいのは・・・
後者のマスコミの話に引きずられて、AIはまだまだ、ブームだとか
言っていると、前者のように現場ではどんどん入っているので、社員が
今のAI技術、クラウド技術に対応できなくなり、ひいては不良在庫化する
こと。
このままいくと、AIとかクラウドは当たり前に入ってきて、
それができない技術者さんは、仕事を割り当てられなくなるって
いうことも起こりそうな気配・・・
そういう意味では、AIが人の仕事を奪ってるんだけどね。