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統計解析手法を活用した品質分析は、従来からやっていた。今後は点を面に

2017-09-17 13:10:55 | Weblog
9月14日

データサイエンティスト協会 勉強会2017 第2回
https://techplay.jp/event/631147


に行ってきたので、その内容をメモメモ
(表題は、真ん中あたりの
 「やってみてわかったこと、日本企業の現在地」
 に出てくる)

 



■コグニティブ・ファクトリーの実像と
 IoT時代に求められるデータ・サイエンティストとは?
 ー製造業の視点からー

IoTによるスマートファクトリー
・インダストリー4.0
 IoT国際競争力指標:日本3位
 →日本でIoT事例多い
  2位中国(1位アメリカ)
 中国も新しいテクノロジ進んでいる

・インダストリー4.0で言及されてきたトピック
 低労働資本に頼らない生産
 マスカスタマイゼーション
 作業者
  人ができる作業は、機械・ロボットで
  人とロボットの共生
  熟練工の技術伝承

 設備
  IoT・センサーデータによる設備監視および故障予知、不良検出
  多能工ロボット、設備のAI化による自律運営

 生産方式
  リアルタイム・ダイナミックな生産方式
  MESの見直し
 部品
  マスカスタマイゼーション
  3Dプリンタ

・どのように進んできていて、これからどこに行くのか
 IoT スマートファクトリー
 インダストリー3.0の見直し(MES,スケジューラー、バリューチェーン)
 人工知能:こぐにてぃぶふぁくとりー

・IoT/スマートファクトリー
 3年前のビデオ
  部品とか:いたるところにセンサーは埋め込まれた製造現場
  IoTによるデータ収集
  アナリティクス・AI
   状況可視化
   設備誇張予知
   製造品質予知

 部品;センサーをはって、ラインの通過→画像処理
    金型の歯:部品ID
 設備;音まで
 作業者:一、生体
 製品:フィードバック

・事例:設備の故障予知
  →溶接ロボットの軸劣化の予知保全

  劣化状態の実態:鉄粉濃度
  止まる前にメンテナンス

 故障予知の取り組み
  決定木を中心としたモデリング
  壊れる2日前に故障予知

・事例:製造品質予知~鋳造工程
 Before:全数検査が必要
 パラメータ
 品質スコアの算定
   良品
   絶対不良品→検査せずにとかす
   あやしいのだけ、検査

・事例:塗装工程要因特定
 工程 種類 品質不良 加工条件 材料

・やってみてわかったこと、日本企業の現在地
  統計解析手法を活用した品質分析は、従来からやっていた
  しかし、統計解析を得意とする担当者は実施していた(単発で)
  初心者でも使いやすい統計ツールSPSS→可視化
  Rのブラックボックスが見えるようになった
  点を面に
   定常的な業務運営に落ち仕込む
   共通基盤化
   育成、組織化


コグニティブ・ファクトリー
・世界的なインダストリアルIoTイニシアチブの「各動き」
  インダストリー4.0:工場、マスカスタマイゼーション、工場の未来
  IIC:データ、産業用に二次ネス革新
  IVI:人の知識、オープン戦略とグロース、現場から

・日本製造業の課題
  人材育成がダントツの問題
  匠の知の継承
   自然言語:文章/作業日報・トラブル報告書
   五感:音、におい、雰囲気、目;炎の形とか
   人の動き:
  →競争源泉

・増大化する非構造データ

・事例:自然言語IBM Watson
  クイズ番組の動画
 →製造業で
  文章の中に眠っているアドバイスの事例
 天然資源の発掘

 技術者
 Watson
  →うち手の候補、参照文章の判断根拠を見せながら

 安川電気とIBMで目指すこと
  ~協業プロジェクト
  復旧支援:ロボット チョコ停もふくめると、結構止まる
  復旧のやり方をガイド

 Watson デモ

・五感
 いろんなセンサー:匠の判断→形式知化、完全自動化
 画像解析
  Image Anomaly Detection
  Embodied Cognition/Visual Perception on 3D
  Dynamic boltzmann machine
  Affective Computing

・人の動き
  工場の作業員の動作・姿勢分析(ねじしめ等)
  Eye Tracker分析(視線解析)
  作業動線 帽子、ネームタグ、ビーコン:群集分析


・やってみてわかったこと、日本企業の現在地
 非構造データ活用
  熟練工のノウハウ:日本企業らしい
  熟練工のノウハウを形式知に

・いけん
  Watson:Industory4.0
  非構造データを製造業に生かす
  センシングの限界

求められるデータサイエンティスト像
・人材不足がIoT/AI化を進めるうえで大きな障害である

・いままで:ERP化
 顧客対面、分析・洞察、コラボレーション:これから
  →形式知化、
 データ解析視点での必要スキル:活用、課題と手法→変化点をとらえる

・データサイエンティスト研修→人材像
  課題の提案
  手法→変革プログラム
  リード、マネージ
  企画・啓蒙
 →スマートファクトリー グランドデザイン
  テクノロジードリブン
  技術ロードマップ
 3年前のデータサイエンス
 →全体のテクノロジーへ

まとめ
 IoTセンサーデータ;故障予知、品質予知
  面の活動へ
 コグニティブ:匠の伝承
 データサイエンティスト:企業変革をリード
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