◆ 今回のテーマ:…積み上げ型ドレス・コーディネイト (7)
◆ 投票にご協力を。
一記事ごとに!両方に!クリックをいただけるとブログを続ける推進力となります。
◆ 積み上げ型ドレス・コーディネイト (7)
● イヤリングとブレスレット
ごくシンプルな、一粒もののイヤリングと、
数珠つなぎのブレスレットが足されます。
ネックレスに十分な量感があるので、
イヤリングとブレスレットは、衛星的に、“添える”程度の量感で。
首、耳たぶ、手首、手指などは、体の末端に該当します。
色石や貴金属を添えることで、パワーを与えてくれます。
ネックレスの付け方は、こちらですが。
ジュエリーを、各部位に配置することのメリットの一つは、
状況に応じた付け外しが容易なこと。
ジュエリーは、単なる装飾ではなくて、攻撃防御の盾と矛でもありますから。
● 色布陣
外套とお靴は、ベージュですね。
ボレロとバッグは、シルバーグレーですね。
ドレスは、バイオレット。
肌に乗るジュエリーは、ラベンダーピンク。
配置箇所と色選択。全部に意味がありますよ。
お分かりになりますか…?
それは、布陣です。
● 解除はご本人のお仕事
どのタイミング、どこの箇所、どの程度、
布陣を維持し、あるいは、それを解除するか。
これは、ご本人にしか、できません。
杖をもった魔法使いにできることは、門をくぐるまでの装いの算段。
どこかでそれが外れるであろうことを、ひっそりと計算に入れておくこと。
● 布陣とその解除
鉄壁な防御態勢ではない方がいい、ことがありますね。
子供は、無防備な子供らしさが逆説的な防御だから、
ジュエリーとはソリが合いません。
お子様擬態を続ける人は、だから、目に見えるジュエリーを排除します。
ジュエリーを身につけるのって、だから勇気が要るんですよ。
誰だって、お嬢ちゃまのままでいられるなら、それを選ぶでしょう。
でも女の人は、外見からお子様らしさが外れてしまったときから、
ひどく無防備になって、手を打たなければそのまま老いていくわけで、
そうなると、
守ってもらえる砦の中にいるか、
猜疑心とクレームを武器にしてオバハン化していくか、
でなければ、
薄膜の防御を創り上げながら、瞬発的なカンでヨロイの着脱をワザするか。
そんな分岐点に日々幾つも直面していくわけです。
ジュエリーは、外に立つ運命を与えられた女たち
だけにそれと分かる武器鎧なのかも知れません。
とりわけそれを外すときの解放感は、まるで特権のよう。
● 次回
ここまでの小道具たちが、重なった全体像は?
済 ✔①ドレス ✔②羽織り ✔③シューズ ✔⑦外套 ✔④バッグ
残 ⑤ジュエリーその1の一部と、⑥残りのジュエリー
★ お知らせ
10月中旬、九州出張。ご依頼をお考えの方はご相談下さい。
大阪へも秋季のどこかで。便乗なら出張費不要。日程。
★ 夏季アフターフォローについて
セール品は、フォロー前に売り切れてしまうことが多々あります。これはご容赦を。
クリックのご協力をお願いしております
---------------------------------------------------------------------------
ご依頼のご検討には、<カラーバイタル公式ウェブサイト>もご覧ください。
お問合せ・お申込みは<お問合せ用メールフォーム>からどうぞ。
-----------------------------------------------