2018お年玉…ご感想(後編)


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 2018お年玉…ご感想(後編=総まとめ)

● 総まとめ的なご感想をちょうだいしました

新年企画は今日でラストです。

総まとめになりそうなご感想をちょうだいしたので、

アフターフォローでしているように、

あいの手を入れ、解説を加えつつ、お届けします。


各タイプの回ごとに分かれていますが、

他のタイプでも参考になる事柄を含んでいるかと思います。

 

● ファッショナブルタイプの回へ

楽しい企画をありがとうございます。

まず、ファッショナブルのあき姫のまんがを読みました。
衣装と振る舞いの関係、演じるということが分かりやすかったです。

 

「演技」的な自己演出が、良い感じに出やすいのは、

場を華やかに盛り上げる、ムードメーカー達、すなわち

ファッショナブル、ロマンス、キュート、三タイプの共通項でもあります。

 

この三者は、日々の装いや振る舞いに、エンターテインメントな

<舞台衣装><舞台装置>的要素が入っていていいです。

 

他方、ナチュラル、グレース、フェミニンの三者が、

<舞台>方面に振れるには、応用的な技が必要になります。


現実の社会では、人や場面がかぶることは少ないから、

もっと、その場での演じ分けが簡単そうです。
 

そうですね。一連の記事では便宜上、無視しましたが、

演じ分け、ということだと、サブ要素も強い味方です。

 

感想としては、華やかな服を着る場が欲しい!

 

これって凄く大事な感覚です。求める機会はやってくるものですから。


ができない場合は、学校での燁姫なのかしら…。
他人事とは思えませんでした。

 

変身するときもあれば、「学校での燁姫」も、味わいですね。

集団生活では抑制することも大事ですし。

 

● ナチュラルタイプの回へ

ナチュラルさんのように
頑張って装っても装いが浮き立って見えてしまうなら
白鳥のように水面下で一生懸命にならないといけないのですね。

 

ロマンス&ファッショナブルが解釈・演出する、ナチュラル物語、

往年のスポ根バレリーナものみたいですね、

セルゲイエフ先生にしごかれている真澄が見える…

あやうく腸ねん転になるところだった。


シンクロナイズドスイミングみたい…
あ、あれはお化粧濃いですけど。

 

スポ根バレリーナからシンクロナイズドスイミングへ。

華麗でドラマティックなものにイメージの源泉がおありなのでしょう。

シンクロはなかなか良さそうですよ。

 

ナチュラルタイプの方を拝見すると、

水着とかボディースーツとかを着せたくなります。

(見事なボディラインが途切れない形状のものを)

 

跳ね上がる水しぶき、量感と動きのある波。

動的なみずみずしさ。こういうのはナチュラルタイプに凄く合う。

自己イメージに組み込んでいただくといいですね。

 

ナチュラルさんは身近に感じなくて

 

ナチュラル山田さん、ロマンス鈴木さん。接点薄そう。

スポ根バレリーナになるのもうなずけます。

 

男の人なら何となく分かるんですが
女の人で気風のいいナチュラルさんって
きっとすてきだなと思います、くらいの認識でして…!

 

ああ…、「分かるようで分からない」、に合点がいきましたよ。

物的イメージ以前に、実像的な印象が薄いんだな…

もっともそれは正統派の一群らしさでもあります。

 

● グレースタイプの回へ

2人のグレースさんの診断を見させていただきました
グレースしてないグレースはグレースらしさを失うこと
記事を読み直して、その通り、
見た目はお2人とも(普通に)かわいいだけだったと思いました。

 

これを言えるのは、

情実なく、善意ある関心を持って見つめることのできる、

イメコン受診者ならでは。


普通にかわいいでも十分なのですが、

1歩先に進むには、やはり実践ですよね。

 

はい。そして実践するには、誰しも抵抗のあるところだけれども、

格好によって、輝きが出たり失せたりする事実を、悟るしかないんですね。

 

まつもと先生がスカーフをつけて差し上げるのに

細かく折りたたまれてたこと
(これはぶきっちょではいられない…)
様々なこだわりを持って歩くのですよね。
それが信頼になると思います。

 

チープ・カジュアルも、「端正に着付ける」ことでグレース仕様に。

※現時点で、ぷちぷら・コーデとごまかさないことが、

10年もすれば、誠意だったとお分かりいただけると思います。


グレースさん、大変そうですが、
規則正しさ、そして、優しさを応援してます!

 

エールをありがとうございます。

ツッコミを入れますと、優しさは必須科目ではないです。

 

というか、グレースの裏面のエッセンスは、むしろ冷血です。

 

お高くとまっていて目つきは冷ややか、権威主義で計算高い、

メリットある人の前でだけ好人物で他は冷酷に切り捨てる、

ってキャラクター造形でも(アウグストゥス氏の回参照)、

グレースフルな外面を整えておけば、一目置かれて生きていけます。

 

真正グレースでも冷血グレースでも、この一目置かれる、というのが大事。

「普通にかわいい」枠では満たせないので、年々矛盾が膨らんできます。

 

メリット/デメリットを考えると、大変でもないです。

 

● フェミニンタイプの回へ

私は1番フェミニンタイプに憧れています。

場に馴染めて、にこやかで保母さんのような優しさ。
リボンやレースも大袈裟でなくても華やかな隣の憧れのお嬢さん。

 

「姉」キャラですね。この点でフェミニンらしさを発揮できてきた女性には、

過去の居場所において常に「妹」なり「弟」なりがいたのではないでしょうか。

 

国民的アニメでいうウキエさんとかしずかちゃんとか、永遠の憧れですわ。

 

ウキエさんは、理想が詰め込まれすぎなので、分類には向かないかなあ。

しずかちゃんはフェミニンかもね、彼女の入浴シーンには罪悪感を覚えます。


私も「ですわ、ますの」調をたまに使います。

そういう余裕がある時は場がほのぼのする気がします。

 

ロマンスだと、「ですわうっふーん…、ますのよアっはーん」

に聴こえて一気にシチュエーションが飛ぶ。

 

● キュートタイプの回へ

キュートなものに惹かれます。

卒業せねばです、、

 

そうですね。小物になると、ガーリーな方にブレちゃいますよね。

けっこう皆さんそうなので(ガーリー・ノスタルジーって全女性への呪いですね!)

徐々に卒業に向かいましょうか。


小気味よさ、すばしっこさ、キュートの方の紹介文が好きです。

躍動感がありますよね。
 

実際の行動形式がああではない、という方にも、

妖精のようなイメージ、

トリックスターを期待させる雰囲気というのがありますね。

 

遠くで見かけて、愛くるしい方々を見守りたいです。

 

やっぱ遠くなんだ(笑)。スピード違うもんね。

でも、双方、趣味人が多く、接点は割とあるので、仲よくはしやすいと思います。

 

● こじらせ問題その1

こじらせロマンスになりやすい自覚を改めて持ちました。
いいんだ、別に( *¯ ³¯*)と思ってたのですが

 

そう、いいのそれで。

「いけない」とは書きませんでしたでしょう。


それほどに無視の度合いがひどい、というのは ドキッとしました。

 

他でご要望があったので書いておきますが、

 

二人の登場人物のボタンのかけ違いを、観客席から眺めると、

Aさんには無視しているつもりが金輪際ないからこそいっそう

Bさんにはこたえる、という場面が、存在するわけです。

(離婚原因としてもこれは多いですね)

 

このことは、どのタイプでも起こります。

ジャッジしてもしょうがないことなので、もっぱら防御の問題。

 

・ファッショナブルさんに物申したくても、Bさんひるむでしょ。

・ナチュラルさんは、フィールドをきびきび動いて、つかまらない。

・グレースさんは、もとより対人距離が長め。

・フェミニンさんは、ご近所付き合いモードで対応。

・キュートさんは、あちこち飛び回るので、つかまらない。

 

ロマンスさんは、スローだからとっつかまってしまいやすいうえに、

陶酔モードに入ったとき、びっくりするくらいの無防備さを湛えていて、

そこが危うい魅力でもあり、危なっかしさでもあり。

 

防御陣を真似るにあたっては、

フェミニンしたいとは思わないものなので(生活感のせいか…)、

いきおい他のタイプを真似る。防御ができても外見が崩れる。

 

順風ロマンスさんがしていることというのは、

・不意をつかれる前に距離をつめては引く、インファイトですね。

見事だなと思います。

 

でも別に、Bさんのことは、ほっておいてもいいです。

モテ・パターンに行かなきゃいけないことはないし、

オタク街道まっしぐらも、人生のうま味です。

 

くれぐれも、「不意打ち」に対して、逆上はしないでいただきたいですが

(これはこじらせ分岐点。でももうこれ以上はネバーエンディングなので触れない)。

 

話術はあまりないです。

 

こうして言葉が次から次へと溢れ出してくる、それは適性があるということです。

それを、処世術に高めると、生きるのが楽にはなる、ということですね。

 

なお、「美辞麗句」は悪い意味で言われるのですが、それだけ効果が高い証しです。

ロマンスさんは本音を言う時ほど、美辞麗句で飾るのが似合います。


エンターテインメントは堂々としたいです。
見られている意識と、笑顔にさせることですね。

 

その意気。

 

● <似合う>VS仲間たち

ロマンスファッショナブルを楽しむと母親受けがよくないです。

 

ありますねー。どのタイプというのに限らず。

工夫のしようもありますし…あるいは…

お母様の前では、あるいは、完全に独立されるまでは、

お母様のお好みに合わせてさしあげても、よいのでは。


かわいいお人形役をずっとしてきました。
たぶん、いつまでもぶりっ子でいてほしいのでしょう。
 

よく親御様のお気持ちを察しておられますね。それならだいじょうぶそう。

 

ここで、もしも、似合う格好ならば身近な人が無条件で歓迎してくれるはず、

と考える方がいたならば、それは幼い誤解です。

 

家族友人も、単なる愛情関係ではなく、利害関係による結びつきでもあるから。


グループ内に、外部の風が吹き込んでくることは、メンバーにとって不安材料。

(ジョン・レノンはオノ・ヨーコの影響で新境地を得たけれど、

それは、ビートルズの他のメンバーとの間に、長い軋轢をもたらしました)

 

むしろ、PCとPDを、どこででも貫き通すことにするなら、

それまでの人間関係をそのままで維持するのは、不可能といってもいいくらい。

 

グレースしないグレースさんのところでご覧になったように、

(普通に)かわいいだけ、でも、グループ内では愛してもらえます。

その関係は、卒業のときまで、維持してもいいはず。

 

これこそ、頭の使いどころです。さじ加減。

うまくおやりになって下さい。

 

● 壁を超えたい…こじらせ問題その2

正統派ロマンスまでまだいかないですよね。
追い風に乗って、試していきたいです。

 

乗って下さいな。周りをみて、バランスをとりながら。

 

私もちょっと突き抜けるか、どこか壁を超えなきゃ
流行なんて去ってしまうものでもありますし

 

はい。

上でほっといていい、といったのは、今、追い風があるからでもあります。

乗れば、違う境地に辿り着けます。

問題を直視する必要が今はない。
 

こじれをどうにかしたければ、こじれに向き合うな。いじるな。

これは、全てのタイプで、個人レベルのこじれでも、言えること。

 

※便宜上、こじれ、という言葉を使いましたが、ここに充てるのは、

ねじれでもいいし歪みでもいいし、膠着状態になっている何か、

乗り越えようとしてあがきながら、なかなか乗り越えられない壁…

そんなようなものだとお考え下さい。

ここでは特に、社会関係面でのそれらを想定しています。

 

逆境も、あまり酷くて長いと、人格だって歪ませられてしまうものですし、

いくらじぶんを追い込んでも、他人を悪者にしてみても、

さらに事態がこじれるだけです。

 

いくら下剤を飲んでも、便秘は治らなーい。悪玉菌は全滅しなーい。

善玉菌に餌をやりましょう。

 

それなりにうまくいくことに焦点をすえて、軌道に乗せる。

そうして生きていく環境を改善していけば、

Bさんとの不幸な邂逅は、自然と解消されていきます。

 

それには外に出て、新たな出会いを求めていかないとですから、

まず、服装を整えて、

ごじぶんのための、イメージ作り、イメージ磨き、イメージ拡張をどうぞ。

 

格好にこだわるのはくだらない、贅沢なおまけ、だと思う人も多いけれど、

人間の脳は呪術や洗脳がきいてしまうようなシロモノだから、

社会的拘束具であり呪術や洗脳の道具でもある服装を、

自他のバランスを見ながら支配することは、

到底ばかにできた話ではないですからね。

 

そして、良きイメージは、悪しきイメージと、裏表の関係にあります。

今は…、ひたすら口当たりの良いイメージを並べ立てていく、だけでなく、

悪いイメージの中に魅力の源泉を見出すことにも、光明があると考えています。

 

● 総まとめ

同じ路線は走らない!
ちょっと頭を使いたいと考えてます。


そうですね。

ごじぶんのイメージは、ごじぶんで創り上げられた方がよいと思います。

オンリーワンであるために、ステレオタイプの型を利用する。

パーソナルデザインは、そのための一つの見立てであり、

よきレール、補助輪になってくれると思います。

 

私のお題はもてなすこと、
そして自分も気分よく演じることです。
まず、話術を身につけねばですね。

 

お話好きだからだいじょうぶでしょう。あとは場数。

人を大笑いさせるような無自覚なひょうきんさがおありです。

なにげに、ずばりと鉈を落としてしまうところといい(笑)、

ファッショナブルな大らかさもおありなんですよ。

 

美しいものだけ見たいと自分の殻にこもるのではなく
もっと外側に開く場面を活かすことです。

 

やる気満々ですね。頼もしい。

あなたの場合は、

ファッショナブルもしっかり活用して両翼とするのが理想形ですね。

(今すぐではなく、将来的な話として)

ここはやっぱり、量的な違いというものが、それぞれの方ごとにあります。

 

確かに、見られてることで自信を持てるときもあります。

まあ5kg太ってしまっているわけですが
それもみられてる意識が乏しかったからかも!
ちょっと楽しくなれるお洋服だけにして
新しい年を重ねていきたいです。

 

どうぞお楽しみ下さい。

ノリがよくて、お笑いあり、鋭い指摘あり、かわいらしい愛きょうありで、

実に愉快な文章をありがとうございました。

 

  欄外

春期の日程調整中。大阪出張でもつぶれるので、土日ご希望の方はお早目に。

 

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