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キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

ニック・アダムスさん「ON THE TOWN」に主演

2017-06-22 00:02:23 | Musical News Michael君のお友達
ブロードウェイのスター、ニック・アダムスさんが、ニューヨーク州サフォーク郡ベルポート・ヴィレッジで、ミュージカル「On the Town オン・ザ・タウン」に主演するそうです。(写真は、BroadwayWorld.comの記事からです。)

ブロードウェイの「コーラスライン」リバイバル版では、Michael君(マイケル・グルーバー)と一緒に、リプレイスメント・キャストとしてラリーを演じていたニック・アダムスさんは、2006年6月に「シカゴ」のメリー・サンシャインの代役としてブロードウェイ・デビューを果たしました。「コーラスライン」当時24才だった彼は、まだ少年らしさの残る感じでしたが、鍛え上げた筋肉隆々の肉体美で、素晴らしいダンスを披露していました。2007年の夏と2008年のお正月にMichael君に会いに、「コーラスライン」を見に行ったナズは、楽屋口で何度もアダムスさんとも会ううちに、ちゃっかりお友達になっちゃいました♪

その後、「パイレート・クイーン」、「ガイズ・アンド・ドールズ」、「ラ・カージュ・オ・フォール」といったブロードウェイ・ミュージカルに出演し、2011年の「プリシラ・クィーン・オブ・ザ・デザート」では、主役の1人のアダム(フェリシア)を演じ、その素晴らしいパフォーマンスで、押しも押されもしないブロードウェイ・スターとなりました。
その肉体美で、ブロードウェイ・ベアーズ出演の常連でもありますし、2014年には全米ツアーの「ウィキッド」にも出演していました。また映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」では、冒頭のスタンフォードとアンソニーの結婚式で、真っ白なスーツ姿で歌を披露しているウェディング・シンガーの1人として出演しています。
アダムスさんのブロードウェイでのキャリアはこちらからどうぞ。またアダムスさんのことを紹介したこのブログの記事は、下記からごらんいただけます。
セックス・アンド・ザ・シティ2に出演
プリシラがブロードウェイでオープン
ウィキッド北米ツアーの写真
バードランド出演

そのアダムスさんが、ニューヨーク州サフォーク郡ベルポート・ヴィレッジのパフォーミング・アーツ・センター内にあるゲートウェイ・プレイハウスで、6月28日から7月15日まで上演される「オン・ザ・タウン」に、映画版でジーン・ケリーさんが演じていたゲイビー役で主演するそうです。その他の主要キャストは、アイビー:ヴァージニア・プレストンさん、チップ:ダニエル・スウィッツァーさん、ヒルディ:レクシー・リリックさん、オジー:ショーン・ユーイングさん、クレア:アマンダ・ヒギンズさんです。
また制作チームは、監督と振付:スコット・トンプソンさん、音楽監督:ジェフリー・バックスバウムさん、セット・デザイン:マイケル・ボイヤーさんです。
BroadwayWorld.comの記事は、こちらからどうぞ。劇場のサイトは、こちらからごらんいただけます。また劇場のサイトの作品のページで紹介しているYou-Tubeの2015年トニー賞受容式での「オン・ザ・タウン」のパフォーマンス映像は、こちらからどうぞ。

このミュージカルが初めて上演されたのはブロードウェイで、1944年12月28日にアデルフィ劇場で開幕し、その後マーティン・ベック劇場に移って、1946年2月2日に閉幕しました。ジェローム・ロビンス氏のバレエ「ファンシー・フリー」を基に作られ、振付は、ロビンス氏本人が担当し、作曲は、レナード・バーンスタイン氏で、脚本と歌詞はベティ・コムデン氏とアドルフ・グリーン氏でした。有名なナンバーに、「New York, New York」、「I Can Cook Too」、「Some Other Time」、「Lonely Town」等があります。24時間の上陸休暇をもらって初めてニューヨークの街に降り立った3人の水兵が、あこがれの街に心躍らせながら、魅力的な女性達と知り合って、つかの間の冒険を繰り広げるというストーリーです。
その後、ブロードウェイでは、1971年10月31日から1972年1月1日(インペリアル劇場)、1998年11月19日から1999年1月17日(ガーシュイン劇場)、2014年10月16日から2015年9月6日(リリック劇場)と、3回のリバイバル公演が行われました。(3回目の時には、Michael君がザック役で主演した「コーラスライン」日本ツアーでマイクを演じていたクライド・アルヴスさんが、オジー役で出演していましたよ。)
「オン・ザ・タウン」のブロードウェイでの詳細は、こちらからごらん下さい。

1949年には、ゴールドウィン・メイヤー社が映画化(邦題は「踊る大紐育」)しましたが、ステージ版のナンバーの多くは、一般大衆に理解されにくいとの判断からか、映画版オリジナルに差し替えられたそうです。ステージ版では、水兵達が戦場へ向かわなくてはいけないという哀愁が描かれているのですが、映画版では、休暇に心躍らせながら楽しむ若者の姿が全面に押し出されています。
主演のケリーさんは、スタンリー・ドーネンさんと共に監督も担当し、スタジオ撮影だけでなく、ロケも行ったそうです。



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