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6月1日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」についての質疑、発言が議院運営委員会において国会内で行われた。

2017年06月03日 14時24分39秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

6月1日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」についての質疑、発言が議院運営委員会において国会内で行われた。自由党を代表して登壇した玉城デニー幹事長は天皇陛下と沖縄についてのエピソードを語った後、大きく以下について質問した。

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6月1日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」についての質疑、発言が議院運営委員会において国会内で行われた。自由党を代表して登壇した玉城デニー幹事長は天皇陛下と沖縄についてのエピソードを語った後、大きく以下について質問した。

・陛下のお言葉を受けて、当初はご公務のあり方について考えていくという認識だったのが、なぜ退位についての特例法に変わったか
・皇室典範の改正が必要と考えるがなぜ特例法としたか
・女性宮家について天皇制の安定のためには女性宮家の創設などの議論が早急に必要と考えるが、政府はどう考えるのか

また質疑後に行われた討論では、将来の天皇制の安定のために皇室典範の改正で対処すべき、女性宮家の創設など基本的な議論を深めるべき、などかねてからの自由党の主張を述べた。

討論の全文はこちらから
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」に関する討論(PDF)
 
 
 
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」に関する討論
自由党 玉城デニー
私たち自由党は今般の天皇の公務並び退位等に関する考え方として、「天皇の生前退位につ
いては、明治維新以降、先人たちが日本国の安定のために一世一元の制を導入した経緯をみ
ても慎重にあるべきで、本来、昭和天皇もご活用された摂政を置かれることが望ましい。し
かしながら、昨年の陛下のお言葉を踏まえると、立法府は国民的な合意を得る努力ができれ
ばと考える。ただし、将来の天皇制の安定のためには皇室典範の改正で対処すべきであり、
また同時に女性宮家の創設など、基本的な議論を深めるべきである」と主張してまいりまし
た。
立法府は日本国と日本国民のためにも、天皇制の安定について、慎重かつ迅速な議論を必要
とされています。その場合、時の権力者に恣意的に利用されるおそれが拭えない一代限りの
特例法は、決して望ましい形とは言えないうえ、今後の悪例になりかねない懸念もないとは
いえません。
昨年8 月8 日に陛下は、象徴としてのお勤めのお言葉で、「これからも皇室がどのような時
にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇とし
ての務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、私の気持ちを
お話いたしました」と述べ、国民の理解を得られることを、節に願っています。と結ばれま
した。
そのためにはやはり、本来あるべき形である皇室典範の改正で、恒久的な制度を設けるべき
です。先の眞子様のご婚約のニュースは、国民にとっても大変喜ばしいことですが、男系男
子という存在による皇統継続に固執せず、女性宮家の創設、女系天皇の可能性も含めた議論
こそが本質的な課題です。本特例法には、付帯決議が付されるということのようですが、法
的効果を持たないものであり、案文そのものも自由党として理解するに至らないものである
と言わざるを得ません。
よってこの法案の採決にあたっては、「象徴としてのお勤めについての陛下のお言葉」と、
日本国憲法第一条の「天皇の地位は国民の総意に基づく」との観点とあわせて、自由党とし
て判断させていただくことを述べ、討論といたします。
以 上
平成29 年6 月1 日
 
 
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