メキシコ49日目 メキシコシティの町
昨日丸1日観光したけど、まだメキシコシティ。引き続き観光と見せかけてダラダラする方針のメキシコシティとも言える。手始めに無料の朝食をバカスカ食べた後に、読みかけの小説片手にコーヒー飲みつつ不動の構えを取る私。
読んでた小説が大当たりで面白すぎる。午前中いっぱい読みふけってしまい、読み終えたところでようやく活動開始。良い小説を読んだ後ってのはなんとも言えない気分の良さで、ニヤニヤしながら洗濯物を片付けたり。
それはともかくメキシコシティの観光だ。ちょっと興味があった国立人類学博物館へと地下鉄使って行くことに。なおメキシコシティ内では全く自転車を使用してないが、これは市内の交通事情の悪さもさることながら、この数年で2組も日本人サイクリストがメキシコシティ内にて自転車盗難にあっているため。
この町は交通機関が発達しているし、地下鉄は市内料金一律5ペソ(約30円)と格安である。スリが多いとか良くない噂もちょいちょい聞いたが利用しない理由がない。
さてさてそれでは博物館。入場料金70ペソ(約400円)を支払い簡単に見て回ってみようと思ったわけだが。
ところで訳も分からん異国の博物館はそんなに楽しいのか?とか思われるかもだが、個人的な返答としては「落差が激しい」と答えたい。
私の場合における海外での博物館の楽しみは「想像力を駆使して楽しむ」というスタイルだ。博物館の展示物というのは似たり寄ったりの場合も多く、面白い物品を見つけてはそれが作られた過程とかその境遇を考えて見学するのである。
これを「とても忙しい家庭であるため凝った細工よりも利便性を追求して作られた水差しが欲しがった結果。」として、その需要を満たすために考案されたのが
更にコレが全く使えない代物と思いきや、急須における空気孔の如く水が綺麗に入れられるぞ!凄いじゃないか!・・・とかそんな想像をして見て回っている。割と楽しい。
まぁ実際には製作者が考えていたのは最も高い可能性で「締め切りやべーな」とかそんなもんだと思うけど、それでもメキシコの歴史展示物を見ていて私が思ったのは「古代メキシコ人は結構楽しくやっていた」という感想だ。
何というか、悲壮さとか苦しさとかそういった負のイメージが薄いのであり、陽気なメキシコ人のルーツを勝手に理解したような気になれる割と面白い博物館であった。
実に楽しませてもらったのであり、ご機嫌気分で宿へと戻りこの数日間全く整理せず散らかしっぱなしであったバッグをまとめて明日の出発準備に追われる私。ブログも丸々1週間分更新作業させると1時間くらい平気でかかってしまうのであり、こまめな作業は大切です。
オマケ:なんか違和感ある絵柄
オマケ:なんか違和感ある絵柄
2017年2月15日(水) 走行距離0km 累計57280km