先日は「アルケミストセミナー～創造主意識編」でした。

 

今回も非常に盛りだくさんの内容で、ご参加いただいた皆さんも、主催させていただいた私たちも深い部分から気付きを得られた有意義なセミナーになりました。ありがとうございました。

 

「現実を創造している」という言葉は、よく聞くと思いますが、果たしてそれをどこまで実感できているでしょうか？

 

先日セッションで「アセンションできすますか？」と聞かれた方がいらっしゃったのですが、

その一番のポイントは、「被害者意識を抜けられるかどうか」というところにあるように思います。

 

被害者意識とは、問題や不幸の原因を自分以外のものにすることですが、これはあの人が悪い、これは会社が悪い、社会が悪い、という風に、誰かや何かのせいにするということは、逆に言えばそれが変わらなければ、幸せになれないという、「依存状態」になっているともいえるのです。

 

たとえば、隣に座った人の貧乏ゆすりでイライラしてしまった人は、幸せになるためには貧乏ゆすりがない国、つまり「NON　貧乏ゆすり国」へ移住しなければなりません。

 

しかし、「自分をイライラさせる他人がいる」という思考はそのままですから、

「NON貧乏ゆすり国」へ移住したとしても、今度は「食べる時にクチャクチャ音を立てて食べる人」にイライラしなければならなくなります。

 

すると「NON貧乏ゆすり国」の中の、「NONクチャクチャ食べ地区」に行かざるを得ません。

 

 

しかし、そこは「貧乏ゆすり２４時間監視システム」と

 

 

「クチャクチャ食べ２４時間監視システム」

 

 

の両方を導入しなければならないので、かなり税金が高い場所となり、暮らすには生活を切り詰めなければならず、結果的に貧乏ゆすりを避けるがために貧乏になってしまい、ストレス解消のためにガムをクチャクチャ食べ続けるという羽目にもなりかねません。

 

つまり、被害者意識を持つほど、私たちは様々な制限を自分に課すことになり、結果的にとても不自由になってしまうのです。

 

逆に、自分がすべてを創造しているということを一つ一つ腑に落としていくことができれば、誰かや何かの影響を受けなくなり、より自由を得ていくことになります。

 

つまり、日常の様々な場面で、自分が創造したという実感をどれだけ得ていくかが大切です。

 

 

ここでTSP受講中のTさんのシェアをご紹介させていただきます。

 

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Tさんは、「義務や責任を果たさねばならない」という強い価値観をお持ちでした。

 

ですから、それを果たすべく懸命に働き、家族のお世話などもしてこられました。

そして、それを果たせた先に自分の自由があると感じられていたのですが、ますます束縛されることが増え、自分の自由がなくなっていくと感じられていました。

 

私たちの世界は、自分のルールで創られていきます。

 

Tさんの場合は、「義務や責任を果たさねばならない」というルールがありましたので、果たすべき義務や責任がどんどん増えていきます。そして、それを怠ると咎められたり、罪悪感を感じる現象を体験していたのです。

 

またご自身が「果たすべき」に偏っていますので、その逆の性質を持った「果たさない」人が周囲をガッチリ固めてくれるということも起きてきます。

 

これがまさに創造しているということです。

 

創造の元はTさんのその思い込みや価値観にありました。

しかし、だからといって「義務や責任は、果たさなくてもいい、もう放棄していもいいんだ～」という価値観を採用すればいいという単純なことでもありません。

 

極端な価値観の手放し方は、逆に不調和を招き、弊害をもたらすことも多くあります。

 

その価値観は、Tさんの魂が必要があって握ったものです。

それを握る理由や、それを解放していくプロセスで、Tさんが体験するべきことがあるのです。

 

Tさんの場合は、「義務や責任を自分はまだまだ果たせていないという罪悪感」がベースにありましたので、セッションや日々の自己観察と浄化と価値観の解放による掘り下げなどを報告していただき、じっくりと時間をかけてその原因を探り、手放すプロセスを歩んでいきました。

 

結果、Tさんが書かれているようにすべてがOKになり、それに伴い周囲もまたOKと感じる体験がが起きてくるようになりました。

 

魂が提示してくれていた愛に気付けた時、私たちは「まさにこれは自分が体験したいことだった、深い部分でこれに気付くために体験させられたことだった」と、腑に落ちる瞬間があります。

 

本当の意味で創造主になるとは、魂と顕在意識が同調し、すべては自分の本当の幸せのために魂（本当の自分）が起こしたことだったと実感してくことなのです。

 

よく望む人生を創造していくために、「心地よくないことには意識を向けず、心地よいことだけに意識を向けましょう」ということが言われます。

 

人生をポジティブにしていく上で、それも悪くありませんが、そもそも「悪いことなど一切起こっていない」「すべて自分の本当の幸せに直結することを、魂が起こしている」ということを、実感していくことの方が私は大事だと思っています。

 

「心地よくない」ものは本来ありません。

あったとすれば、それを創造したのは、自分であり、それをOKにしていくことが私たちに与えられた魂の課題なのです。

 

すべてを創造していることを実感していくプロセスは、本当に意義深く、人生そのものに感謝、感動できるようになっていきます。サポートさせていただいている私たちも、皆さんの気付きに毎回感動させてもらっています。

 

 

それが実感できるようになってくると、自分の世界から「迷惑をかける人」がいなくなります。

 

結果、隣に座った人の貧乏ゆすりに対しても、

 

「この人は、貧乏ゆすりによって、地球に適度の振動を与えることで、地球のツボを刺激し、地軸のズレを防ぎ、北極や南極の氷が急激に溶けることを防いでくれていたんだ・・・」

 

つまりこの人は地球の・・・

 

救世主だったんだ！

 

 と思えるようになるかもしれません（笑）

 

 

 深い感動と感謝を実感できる、創造の旅を続けていきましょう。

 

 

 

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