以下の記事が出ていました。
現在の家庭教師の相場が１時間１万円くらいであることがわかりました。
私は、今から３５－４０年ほど前、神戸大学の学生だった頃、家庭教師などのバイトをしていました。
学習塾２件、家庭教師５件掛け持ちしていました。
学習塾２件と家庭教師２件は、大阪市東住吉区で、残り３件は西宮市や神戸市でしていました。
時給は、大阪市東住吉区では、塾１８００円、家庭教師２０００円でした。
それに対して、西宮市や神戸市では、２５００円で食事つき。食事なしで３０００円でした。
食事つきの場合、食事を食べている時間も時給に含まれるので、実質３０００円でした。
結構かせいでいました。
塾に行かせてもらえなかた私から見れば、西宮や神戸の子供は家庭教師をつけてもらってうらやましいと思いましたが、
大変だなぁとも思いました。
灘高校の受験生の家庭教師をしていたときは、数学など問題が解けず、京大理学部数学科の友人に電話で聞いて、教えてもらったこともあります。
京大の友人いわく、中学生にこんな問題を解けというのは無茶と言っていました。
灘高校の受験生の家庭教師は長続きしなかったのを覚えています。
私は、英語以外は、何でも屋でした。
塾では、理科の先生をしていたのが一番長かったと思われます。続いて数学の先生。なぜなら、工学部などの学生は、研究室の関係で、塾の講師できない傾向があり、塾の講師ができるのは、文系学部の学生に限られていたからです。
塾の他の講師は、国語や英語や社会しか教えられない人が多かったので、私は、理科や数学の先生をさせられていました。
英語以外の教科は、東大に現役合格する学力は持ち合わせていました。
中でも、社会については、中学生の時から天才と呼ばれていました。塾とかに行っていないのに、中学・高校と学年で常にトップの成績でした。
大学入学模試では、旺文社でも学研でも進研でも、偏差値が８０ありました。

半面、大阪人なので、英語はできません。
中学生になって初めての英語の教科書。レッスンワン。教えていて、ERASERという単語が出ていて、意味が分かりませんでした。
「先生が、中学生の時には、こんな単語は、世に存在していなかった」と言って、教科書の後ろの単語の意味一覧を見たことがあります。
その時、消しゴムという意味だったのを知りました
ちなみに、家庭教師であろうと塾講師の時であろうと、本日教えるところの予習などしたことがありません。バイトの時間になって、ぶっつけ本番で教えていました。

 -----------------------------------------神戸新聞-----------------------

「浜学園と特別のつながり」偽り家庭教師　３千万円賠償命令

<>　有名進学塾「浜学園」（本部・兵庫県西宮市）と特別な関係があるなどとうそを言い、高額な授業料で、私立灘中学校（神戸市東灘区）への進学を目指す長男の家庭教師をする契約を結ばせたとして、西宮市の５０代男性が神戸市灘区の４０代女性に対し、約３３００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が３１日、神戸地裁であった。石原和孝裁判官は、女性に約３千万円の支払いを命じた。

　訴訟では、男性が「女性から浜学園の塾長の片腕であり、授業は学園の裏の仕事と言われた」と主張。女性は「そのようなことを言うはずがない」と反論していた。

　判決によると、女性は２０１３年１０月～１５年９月ごろ、男性の自宅や男性が借りたマンションの部屋で長男を指導。授業料は１時間につき１万２千円で、男性は計約３千万円を支払った。

　石原裁判官は判決で「女性が浜学園と特別のつながりがあるなどと言ったと認定できる」と判断。「男性は金額に見合うだけの授業があるという錯誤に陥らなければ、授業料は支払っていなかった」と述べた。

　また「長男は家庭教師として特別な能力などがない女性の授業を受けることで、受験勉強のための貴重な時間の浪費を余儀なくされた」などとし、慰謝料３０万円の支払いも命じた。