＜やじきた交遊録（33）。日米株式下落１７：日銀の「マイナス金利。」などのＰＫＯの「官製相場。」は成功するのか？＞
Ｋ（喜多八）：Ｙ（弥次さん）は、従来から「円高デフレで、日本は繁栄する。」と言っているわけだけれど、それは現在の「アベノミクス。」や日銀の「異次元的超金融緩和。」政策とは、全く『真逆』ということになるよねえ～！？？
まあ、「２０１２年。」の安倍政権発足時点で、Ｙさんは「アベノミクス。」は偽薬的（目晦ましの）「アベノマジック。」だよと言っていたので、ブログにしていたのですが、４年後の今日において『３本の矢』は『効果』が無かったことが『判然』となっているとマスコミ報道が出てきていますね…。
つまり、「２年で２％の物価上昇。」は実現しておらず、「経済成長率。」も２０１４年はマイナス成長、２０１５年も４～６月、７～９月と２四半期連続の成長率のマイナスとなっているのですよね！？
Ｙ（弥次さん）：「アベノミクス。」は、そもそも「インフレ期待に、期待する。」という『経済学』というよりは、『心理学』（赤信号、皆で渡れば怖くない）という「景気は『気』から。」といった「大衆心理の誘導。」の「マジック。」（偽薬効果）により、「大成功。」したものでありましたよ…。
「大衆マインド。」の好転と６０％もの『円安』（１ドル=７５円⇒１２５円）による「為替換算効果」による輸出「大企業。」の増収・増益効果とさらに溢れんばかりの「緩和資金。」は「実体経済。」にはいかず「株式市場。」などの「資産インフレ。」を招来し、「日経ダウ」は７０００円から２１０００円と３倍もの「大暴騰。」となりました！！
「日経ダウ上昇。」は「アベノミクス。」の「ランドマーク。」でもあるため、「５頭のクジラ。」と云われている、ＧＰＩＦ（年金運用法人）、３共済（国家・地方・私学共済）、日銀、郵貯、簡保を動員しての「官製相場。」で、年末も無理やり「株価操作。」で糊塗したわけですよ。
ところが、ＧＰＩＦと３共済のポートフォリオ組み換えはすでに９０％は終了したと推測されており、２０１６年４月以降は「買いの主役。」を降りて、逆に年金給付のために「売り主役。」に変身することは懸念材料ということではありますけれどねえ…。
