柔道整復師国家試験対策校 ジャパン国試合格

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今週の問題です。

2017-01-12 11:00:00 | 柔道整復師国家試験対策校

おはようございます、西澤です。

2月5日に「第3回ジャパン模試」を3会場で実施致します。

東京会場(大正大学) 

名古屋会場(名古屋工業大学)

仙台会場(仙台市民会館)

只今、申込み受付中です。(定員になり次第、受付終了となります。)

お申込みお待ちしています。

さて、本日も柔整理論から5問出題します。

 

問題1 ソルターハリス(Salter&Harris)の分類で、Ⅲ型とⅣ型に共通しているのはどれか。

1. 受傷頻度が高い。

2. 関節内骨折である。

3. 成長軟骨板が離開している。

4.予後良好である。

 

問題2 骨端成長軟骨板の損傷はどれか。

1. 大腿骨頭すべり症

2. ぺルテス(Perthes)病

3. 分裂膝蓋骨

4.有痛性外脛骨

 

問題3 高齢者の骨折で正しいのはどれか。

1. 骨のリモデリングが盛んであるため、転位が生じても自家矯正が起こる。

2. 海綿質の多い部位は骨粗鬆症による変化が著しいため、骨折しやすい。

3. 治療では解剖学的治癒を優先し長期間の強固な固定を行う。

4. 骨挫傷は高齢者に特有な損傷である。

 

問題4 骨癒合が得られやすい骨折はどれか。

1. 上腕骨外顆骨折

2. モンテギア(Monteggia)骨折屈曲型

3. 延長転位が著明な肘頭骨折

4.噛合している上腕骨外科頸外転型骨折

 

問題5 フォルクマン(Volkmann)拘縮で 正しいのはどれか。

1. 自発痛はない。

2. 脈拍は触れる。

3. 不可逆性変化である。

4. 手関節は伸展位で拘縮する。

 

 

 

問題1 【解答】  【柔理】p.39,40         

骨端成長軟骨板の損傷を、ソルターハリスは5つの型に分類 している。

1. 最も受傷頻度が高いのはⅡ型であり、次いでⅠ型に多い。

3. 成長軟骨板の離開を認めるのはⅠ・Ⅱ・Ⅲ型である。

4. Ⅳ・Ⅴ型は予後不良である。

 

問題2 【解答】  【柔理】p.39,338,339,386,410,411 

1. 大腿骨頭すべり症は、思春期に大腿骨近位骨端線で骨端が頸部に対して後下方にすべる疾患である。

2. ぺルテス病は、発育期の大腿骨頭骨端核に部分的あるいは全体に阻血性壊死をきたす疾患である。

3. 分裂膝蓋骨は先天的に膝蓋骨が二つ以上に分裂している ものをいう。

4. 有痛性外脛骨は足の舟状骨内側に存在する過剰骨が疼痛の原因となる疾患である。

 

問題3 【解答】  【柔理】p.41           

1. 骨のリモデリングが盛んなのは小児骨折の特徴である。

3. 全身状態にもよるが、合併症の予防のためできるだけ早く受傷前の生活に戻す。

4. 高齢者の骨折には上腕骨外科頸骨折、橈骨遠位端部骨折、 大腿骨頸部骨折、胸腰椎椎体圧迫骨折などが挙げられる。

 

問題4 【解答】  【柔理】p.45           

噛合骨折は骨折面に圧迫力が加わるため、骨癒合に好適な条件となる。

 

問題5 【解答】  【柔理】p.39           

1.2. 前腕に強い浮腫、自発痛、蒼白、脈拍消失、運動麻痺、感覚麻痺、などの阻血症状が現れる。

4. 手関節軽度屈曲、中手指節関節は過度伸展、近位指節間  関節および遠位指節間関節は屈曲し、屈曲拘縮は第3指に強く出現する。

 

 

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