先週は南昌市へ出張した。

このブログにも書いた南昌市のゼネコンのＰＣ工場を見学し、おいら達とどんな協力が出来るのかを確認する事が目的だ。

杭州から高速鉄道に乗り三時間弱で南昌西駅に到着、迎えの車に乗り込みＰＣ工場へ直接向かう。

駅の周りは正に建築ラッシュ、運転手に聞くと江西省の省政府がこの近くに引っ越す予定で、５０万人の人口を抱える都市になる予定だという。

住宅価格も去年の７千元/㎡から１万５千元/㎡に跳ね上がったとのことで、これだけの建築数を目の当たりにするとＧＤＰ成長率もあながち間違ってはいないように思えてくる。

昼食後工場を見て回った、瀋陽のコンサルタント会社（おいらはこの会社をよく知っている）のコンサルを受けていると聞いていたので、見る前から想像が付いていたのだが、案の定、絵にかいた餅だった。

このコンサル会社のコンサル内容のデータは全て理論値で、実際の作業工程や作業時間を考慮すると実現不可能な数値ばかりなのだ。

ラインの運営についても基本的な事をコンサルするだけで、問題が発生した場合の具体的な解決方法まではコンサルしない（出来ない）。

おいらからするとちょっと調べれば直ぐに分かる達成不可能な理論値を、どうしてこうも堂々と発表できるのか不思議でならないのだが、まあ、この国ではこんなもんだ。

この工場も年間生産量６万㎥との事なのだが、作業ベッド数、作業ベンチ数、コンリート搬送能力を確認すると、おいらの概算で年間２万㎥が良いところだ、つまり理論値の３分の１って事になる。

このコンサル会社、このコンサル内容で期間６カ月のコンサル料３００万元（約５千万円）、おいらに言わせればもうほとんど詐欺同然だけどあちこちでこの会社の名前を聞くんだよな。

 

高速鉄道の南昌西駅周辺は正に建築ラッシュだった

 

宿泊した南昌市内の万达ホテルからの風景

 

桐乡市内大気汚染指数１５５（中度汚染）、ＰＭ２．５＝８４μｇ/㎥、ＰＭ１０＝１２３μｇ/㎥

 

６．６０４５ＲＭＢ＝１＄＝１１１．６４３円

 

 

さすがに江西省の省都だけあってなかなかにぎやかだった　　　ぽちぽちっとお願いします

 

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