ふきのとう文庫訪問 | おおこし農子のブログ

我が赤れんがライオンズクラブで応援させていただいている、「ふきのとう文庫」に訪問しました。理事長は、偶然にも母校北高の先輩です。本日、図書館の様子と、弱視の子どもたちに向けた本や、布絵本の製造工房を見学させていただきました。
弱視の子どもたちが読みやすいよう、著作権に触れない範囲で、名作の絵本や漫画を、大きな文字と構成でリメイクし、目に優しいクーピーペンシルで手書きされています。
また、布製の絵本が貸し出されていることで有名な図書館でもあります。全国から取材や問い合わせがあるそうですが、その製造工房も併せ持つのは、世界でもここしかないであろう、とのこと。
フエルトと手縫いのステッチで作られた絵本が、あまりにも可愛くて、ハートを鷲掴みにされました。47歳の私ですら、童心に帰って時を忘れる気持ちになるくらいですから、これは子供が喜ばないはずがありません。
写真は人気の虫シリーズ。蜘蛛の糸が、ボタンと糸で上手く可愛く表現されています。ファスナーやマジックテープなどいろいろなものを使って、開閉窓を作り、その中に虫が入っていたり、動物が笑って見せたり。様々な工夫は、ボランティアの方々の、子どもたちに対する溢れんばかりの愛情が詰まっています。