M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

ケシュアでキャンプも10泊を越えて

2016-07-26 21:20:27 | Motorcycle/Touring

Quechua 2SECONDS EASY 2 FRESHポップアップテント(ケシュア)、2016年3月に購入してから4ヶ月、10泊以上泊まってみた。

雨の中で最初のキャンプ、入り口が斜めに開いている為雨が吹き込んで浸水した。これは雨粒の大きさや角度には関係なくある程度の雨量があれば濡れる。その対応策として、タープを新規購入。以降基本的にはケシュアとタープをセットで持っていき、降りそうも無く、日よけも不要ならタープは立てないというスタイル。

設営の容易さはそれはもう笑ってしまう程で疲れている時には本当に助かる。基本的には四隅をペグダウンすれば事足りるし、四隅が跳ね上がるのを我慢すれば無くても済む。

同封のペグは15cm程の長さで約2mm径のL字鉄メッキの棒、とは言えパッキング重量も増やしたくないので当面はそれを使うつもりだがケシュア収納袋の内側にポケットがありそこに収納するがかなり使い難い。

タープの方に予備のジュラペグを何本か追加してあるので場合によってはそれを使うことにしている。ガイラインは使った事が無いが先日大源太キャニオンキャンプ場に泊まった時に夜半強風に吹かれたがケシュアの設営の向きも良かったのか風の影響を殆ど受けなかった。雨には弱い(前述)が風には強いように思う。

撤収については設営程容易では無い。収納方法についても過去から徐々に改善はされてきているようで内側のループを引いてフレームをある程度纏めそれを固定し、その状態で外側にあるオレンジのテープを引く事でもう一段折り畳むというのが手順だが、一つは内側のループを引く為には出入り口(1個所)をオープンにしておく必要があり、虫や雨の侵入がやや気になる事、二つ目はもう一段折り畳む為にテープを引くがフレームの曲げ抵抗がかなり強い。

私はケシュアを立ててオレンジのテープを真ん中にして上から体重を掛けると「フレームが曲がるように曲がる=なるようになる」からそれで折り畳んでいる。ボトムはドカシー的な材質で防水性は有りそうだがガサガサで汚れが付くと落ち難いのでフートプリントはあった方が良い。

居住性についてはそれまでどの様なテントを使っていたかに寄っても印象が異なるとは思う。私の場合はダンロップのR134という1人用の小さなものを使っていたから2人用のケシュアのスペース、特に幅方向については一人で使う限り十分広くて、今までは外出ししていたクーラーバッグ(35L)もケシュア内に収納できて助かっている。

縦方向は173cmの私でほぼギリギリ、180cmオーバーだと厳しいと思うので可能なら(ナチュラム扱いしか無いけど)試しに寝てみるのを薦める。ドカシー的な材質のボトムは保護だけでなく、ビニール然として肌触りが悪い事もあり、内側には百均の薄いアルミ蒸着ウレタンシートを敷いて、その上にZライトソル180cmを敷いている。

取説だと入り口方向に頭を向けて寝るようになっていたと記憶している。確かに入り口側の方が若干テント高が有るが、私は頭を奥にして、足を入り口側に向けて寝る。この方が安心感もあるし、実際ケシュア内部の物入れのポケットも奥の方についていて、ランタンフックも奥の天井だからその方が使い易い。いずれにせよケシュア内での着替えもR134よりはかなり楽。

積載ではバイクシートに滑り止めのシートを敷き、その上にケシュアを載せてゴムロープで固定。収納時のケシュアの直径は66cm、厚みは10cm前後、バイクのリアシート、キャリアに積むと左右に5cm程出っ張りクラウザーK5パニアの蓋のロック部分と干渉するが、最近出来るだけ後ろ(余り後ろに積むとテールランプ/ストップランプへの被りが増えて視認性が落ちる)に積むようにし、且つ、当初は左右均等に積むようにしていたが、右のパニアに途中で使う入浴セットや地図、タオル、トレーナーやウィンドブレーカー等を積んでいるし、脱いだ手袋や外したナビもこちら側に収納するので最近は少し左にオフセットして積むようにしている。こうするとパニアのロックに干渉せずに開閉が可能になる。

その上に炊事道具一式を入れたクーラーバッグ(35L/Gross13kg)を載せるが、その間にも滑り止めと緩衝用に滑り止めシートを挟む。クーラーバッグは別のゴムロープで固定、このゴムロープにはタープとZライトソルも挟み込む。特に暑い時期は別の冷房用の小さなクーラーバッグ(イグルー製)も持ち歩き保冷の必要な食材はこのイグルーに入れて運ぶのでそれを固定する為もう1本ゴムロープを使用し、最後にゴムネットを被せている。

ゴムネット自体に固定の目的は無いが小物、例えばLEDソーラランタンを挟んで充電したりとかペットボトル等を挟んでおくのと、見た目盗むのが面倒になる様に思わせるのが目的。

最後に「キャンプツーリングでケシュアは有りか?」と問われればバイクへの積載が可能で面倒でないのなら有りだと思う。パリダカでもこれが使われていると言う話も聞いた(別にバイクに積んで走っている訳では勿論無いが)。

基本的にフレッシュエアはその名の通り通気性が良くてかなり涼しいテントで言い換えれば快適なのは6月から9月位まででその他の季節は通気性の落ちるモデルにするか他のテントを選んだ方が良いかもしれない。

勿論シュラフ等で耐寒温度の適応範囲を広げる事は可能だがそこまでしてこのテントを使うかどうかは微妙なところだと思う。耐久性については10泊程度では未知数だが前述の通りパリダカでも使われているから見た目程にはヤワでは無いと思うし、1万円程度のテントだから傷めば買い換えるという事でもそうそう財布も傷むまい。

最近はケシュアに限らずワンタッチ式のテントが複数発売されているし、モノポールテントもある意味簡便さと小型軽量が売り。いずれにせよ設営、撤収が簡便なのは正義、多少積載には難があっても恩恵はあまりあると思っている。 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ケシュア隙間風 (プーさん)
2017-03-21 07:22:00
こんにちは
私もケシュアを使っています
撤収と設営が非常に楽なので 冬のテント泊でも
使いたいと考えていますが
おっしゃる通り冬場は少しきついかもしれません
暖房器具を入れるほどでは無い幕内の広さだと思います。

プーさんの放浪記ってブログを書いています
よろしかったら遊びに来てください。
ケシュア (MOMO)
2017-03-21 19:49:11
>プーさん

今晩は、初めまして。
購入を検討した時は正直「これで良いのか?!」とバイクへの積載含めて悩みましたが使って
みたら案外正解だったかも。

設営、撤収は笑ってしまう程簡単でバイクで一日
中走って疲れた時には助かります。

ブログ拝見、後程足跡など・・・

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