司書教諭日誌

福島県の公立小学校勤務。小規模校勤務ですが、司書教諭に任命されました。
日々の取り組みや学級指導を綴るブログです。

夏休み・2

2017-08-24 19:00:19 | 司書教諭日誌
3年前の大払い出しでよけておいた本の廃棄を、思い切って進めました。約260冊。
一冊一冊、データをエクセル文書に転記して行きます。
うちは3つの小学校が合併してできた統合校なので、
廃棄している本は旧所蔵とその番号も書いていきます。
ただ、照合する暇は、たぶんないでしょうね・・・。

古い少年野球の本に昔の選手の紹介があって、オリックス時代のイチローもいました。
本が廃棄されようとしているのに、未だに現役でいるイチローってすごい!


技能主事さんが自宅で保管していた村の広報誌を学校に持ってきたので
いただけないかとお願いしました。
すると、快諾して、年別に分けておいてくださいました。
図書館にあった古いプラスチックファイルをきれいにして、
背ラベルを作ってファイリングしていきました。
最も古いものは1992年。
今の児童のお父さん・お母さんが小中学生として記事に載っています。
○○さんのお父さんが中学3年生で、市町村対抗駅伝に出るとか。
こういうのって総合や社会科の資料になりそうだなと思います。
とりあえず、ブックトラックにのせて職員室に1日だけ置いてアピールしようと思います。

クラスでは、学級文庫を大きく5つに分けました。

1 1ページにひらがな10字以内の絵本
2 ひらがな・かたかな 1ぺージに1文程度
3 漢字も可 1ページに2~3行までで、あまり長くない絵本
4 絵本
5 物語・知識の本・その他

1~3には背表紙にラベルを貼ります。

なぜこんなことをするのかというと、
読むことが苦手な子のトレーニングを絵本で行うためです。
といっても、あまり専門的な根拠があってのことではないのですが
(今、こちらは勉強中)
小学3年の今、せめて「3」の絵本を読む力を意図的にトレーニングしないと
この先に本人が苦労することが高確率で予想されるからです。
専用のテキストを「トレーニング」と割り切ってつまらなくても読ませるという手もありますが
絵本の方が楽しくできるかな、そして、絵本の面白さに気づいて自分から読むようになったらいいな
という予測と希望的観測をもって、1学期末に少しずつ始めたところでした。
その子にとって、もう国語の教科書は難しいのです。



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