人を動かし、輝かせるモノ | 精神科看護師yasu の猪突猛進ブログ

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精神科看護の探求をテーマに、書評や日常感じたこと、不定期で投稿します。
という訳で「精看探求士」というネームでtwitterもつぶやいています。そちらも、どーぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

今、広島カープファンは熱狂しています。
メジャーリーグで活躍していた黒田選手が帰ってくることが決まったからです。
それもメジャーの複数球団が提示した高額年棒を蹴って古巣への愛着を選択したのだから、感激もひとしお。
黒田選手に関する記事は数多く出回っているでしょうから、この辺りで終わりにします。

実は、黒田選手のニュース以上に感動した新聞への投稿があったので、ブログにアップしたいと思いました。
「夢諦めず70歳で教壇」(中国新聞 12月28日 朝刊)という内容。
この方は60代になってから、未経験の教員の道を目指したといいます。
多くの方は、仕事の第一線から引退し、老後をどう過ごそうかと思案する時期だろうと思います。
逆に、今こそ出来なかった夢を叶えようとする姿勢・勇気は凄いものがあります。
私は、運良く30代で「精神看護学」の講師を経験することが出来て、本当に感謝しなければならないなと痛感しました。
確実に視野が広がったと思いますし。
そもそも、学生時代よりも教科書や参考書を読むようになりました。
当時から、そのくらい勉強していれば・・
まぁ、あり得ないですね。
過去の反省があって、今の私があるのですから。
若いうちから、スポーツや勉強に一生懸命に打ち込める人は何が違うのだろう?
そんな事を考えてしまいます。
やはり、夢や目標がしっかりと見えているってことなんでしょうか。
誰もが若くして夢を叶えることが出来る訳ではありませんが、その経験から獲得するモノは大きいはず。

今、私は再び看護研究に取り組んでいます。
当事者の夢や目標を再度、確認して今必要なことに一緒に取り組む。
そんな当たり前のことを思い描いています。
どこかの研修で聞いたことや、専門誌等に書かれている別の医療機関での取り組みを参考にしながら、私たちに出来ることを最大限に発揮したい。
黒田選手の気持ちを動かした古巣への愛着、60代で教員を目指した夢、どちらも人が人として輝く大切な要素。
私も想いを形にしていくために努力します。