TRPGはじめて物語

TRPGのプレイレポートやゲーム、アニメなど気になったことや感想などを独断と偏見でのたれ書いたもの

ソードワールド妄想リプレイ「失われた詩」

2017年10月03日 19時37分31秒 | 妄想TRPGリプレイ

「で、僕はどうなるんだ?」

「捕まったところね」

「牢屋の前じゃないですか!」

「あんまり、変わらないです!」

「牢屋に入る前に、ギルドの幹部に呼び止められるわよ」

「そういう展開ね……この娘もいいの?」

「いいよ」

「お前かよ!」

「さて、君らの事情はだいたい把握してる。

どうやら、この街に盗賊ギルド以外に非合法組織があるみたいなので、調査したいと思っているけど、なかなか尻尾を出さない。

なので、手を組まないか?」

「盗賊とですか?」

「まあ、ギブアンドテイクって奴だよ?

僕らは、僕らのテリトリーを荒らす連中をあぶり出したい。

君らは、お母さんを探したい。

どう?悪い話ではないでしょ?」

「それは、僕らが盗賊ギルド非参加の賭場を探すってことかい?」

「そういう事だね……あ、潰してくれたら、報酬と幹部の道も付けよう」

「そこまでして欲しいわけじゃないけど……」

「安心しろ、君には拒否は無い」

「デスヨネ」

「お兄様はどうしますか?」

「現状は仕方ないですね……そのお話をお受けします」

「ウムウム、では外付け発言装置のフクロウ君を付けてあげよう」

「使い魔?」

「良いなぁ!」

「……使い魔ですか」

「ファミリアですね」

「少し引っかかりますが、良いでしょう……このフクロウは何ですか?」

「簡単に言うと連絡役ですね。連中のヤサを教えてくれたら、こっちの精鋭で潰すから。

その調査中に君らの母君のことを調べて置くよ」

「なるほど、頑張ります!」

「ヒントなし!?」

「きたいしてるよ」

「捨て石だぁ!」


「さて、ギミックを確認するか……」

「あのマスターの無茶振りでしょ?」

「無茶振りってわけじゃないよ。

シノンの街を12の区分に分けて、調査チップを集める。

調査チップは『暗殺』『賭博』『誘拐』とあって、どれかが6枚になったら、イベントがスタートする」

「なんで、分けるの?」

「情報屋が逃げてるんで、追いかけるんだよ。

スコットランドヤードって言うゲームみたいに、プレイヤーに分からないように犯人を移動させる。

プレイヤーはGMの動きや目線などの情報で当てるってゲームだけど、今回は移動はサイコロで決める」

「ふうん……これが、マップね……

あ、宿場、酒場とか施設があるのね」

「そ、闇雲に探しても空振りする。

エリアには番号が振ってないから、どこがどうなってるのか分からないようにして……

一日毎にその番号の割り振りを変えていく」

「けっこう、長くなりそうね」

「そう?

朝昼晩の三回行動させて、パーティを分散してやれば9/12(75%)で情報は得られるから、数日頑張れば、イベントは起こせると思うけどね」

「まあ、あの二人は私より幸運は高いから、なんとかするか……」

「こんなところで自虐しないの!」


本当は、まんま『スコットランドヤード』をやろうと思ったのですが(笑)

マップ作るのが面倒くさくて諦めました。

元ネタはこのボードゲームです。(完成度は雲泥ですwww)

スコットランドヤード (Scotland Yard) ボードゲーム
カワダ
カワダ




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