「こういう記事を読むと、悪魔に魂売ってもいいから力が欲しくなるな……
『オーメン』とか『ディアボロス』みたいな力が欲しいなぁ……
ソロモンの72柱のどれだっけな？
アンドロマリウス（72位の『正義』の悪魔）は使えそうだけど……
魔法陣って残ってたっけな？」
「私家隠秘学者って……中の人の特殊知識ダダ漏れですよー」
「あまりにも遠い世界の影響が、今の社会の腐敗に繋がってる。
僕らは実害ないから、ほっといたけど……
その為に、連中に力をつけさせてしまった。
これは、本来国民の罪だけど……
そのことを報道しなかったマスコミにも罪を負う責任がある。
だって、知らなければ批難すらできないじゃないか！
力の差がありすぎるから、もう、悪魔の力を頼るしかないだろう？」
「地道にデモや街宣で抗議したり、そういう勢力を批難する政党や団体を支援しましょうよ……」
「弁護士会にダメージを与えられる団体なんて、いないじゃないか？」
「……いなさそうですね……
政治屋さんに法曹界からの人材が多いですよね」
「支援者も募りやすいし、何より法律に詳しいから国会での答弁にも即戦力が期待できるからなぁ……
あとは、大学教授くらいか……
まあ、その辺は本人の努力の成果だからなぁ……
ベルフェゴールに魅了された僕のようなニンゲンには、今更できることは無いんだよなぁ……
しいて、できそうなのは、加計といい、弁護士会といい。
問題提起すらしなかったマスコミへの嫌がらせくらいか？」
「単なるクレーマーですね……
でも、提督はテレビや新聞で変な報道した時は、抗議してますよね？」
「だって、あいつら、取材してない。興味がないから適当に印象操作。答えの決まった街頭インタビュー……
生放送なのに双方向で意見を言わせない。
ツイッターで意見求めてる番組もあるけど……
意見を取捨選択して、都合の良い物しか使ってない……
この前、激励のつもりで『○山、ﾀﾋね』とか書いてみたら、見事にするだった」
「暇ですね……」
「実験のつもりだったからね？
実際、載せなかったってことは、取捨選択してるんだよ。
偏向し放題だよね？
主要テレビ4社くらい電波停止しないかなぁー」
「ほとんどのテレビ局じゃないですか！」
「驚くことはそこじゃないよ？
テレビ電波を数社で独占していることを驚かなくっちゃ……
そして、その数少ないテレビ局が偏向したことを流さないように『放送法』ってのがある」
「放送法なんて、努力義務なんでしたっけ？
春先に百田尚樹先生が『放送法を遵守させよう』って会を作ってましたね」
「そうだね。
そうか……悪魔の力借りなくても、百田の力があったか……うーん、韻が踏めてないな……ケント、上念……うまくないな」
「無理に落とさなくても……『放送法遵守を求める視聴者の会』のアドレス貼っておけばいいんですよ？」
「いいのかい？
なんか、心配だなぁ……
あ、そうだアモンの魔法陣でも貼り付けておこうか？」
「やめてください！」
