シャドーフィッシングⅡ

6月1日　沼方面で仕事でした。

 ちょうどこの時期、クワの実なってます。　やってみますか・・・　ソウギョのクワの実パターン。

昨年見てたんですよね。　大きな水路で、張り出したクワの木から実が落ちると、ソウギョが出て来てパク。　ってやつ。

ただちょっと、怖じ気づいちゃって、やってませんでした。　デカイもんね、怖いもんね。

小さな水路でソウギョは釣ったことはあります。　アオミドロで。　ただし、コイ位の幼魚。　今回のはその倍位。　メータークラス。

とりあえず様子見。

クワの実は小鳥の大好物。　スズメやムクドリがたかってます。　ポロッと落ちてポチャッ。

となりの水面に張り出した木の下あたりがユラッとして、巨大な背ビレが、接近して、パクッ。

うわ～　いるっ！

いくっきゃないな・・・

フライは即席。　ウレタンマットの切れっ端をクワの実形にカット。フックを通してからマジックで真っ黒に。

完成

リーダーは1X。 フライ直結です。

問題あり。　立ち位置とクワの木間に、沈んだ倒木があります。

これこれ、顔出してるやつ

結構立派な木で、枝分かれしてるような影も確認できます。　距離は7m位先。

クワの実が落ちるのは、これより岸より、広いオープンエリアは倒木の右側。　掛けてから誘導できるか？　ま、無理でしょう。

それでも、やってみます！

キャスト。　クワの実フライ浮きすぎ。　ダメかな？

着水もフワリ。　ポチャッっていくように、たたきつけるようにキャスト。　ポチャッっとはいかないけど・・・

水面が盛り上がって、接近！

スポッ　セイッ！

・・・

すっぽ抜けー。　ドキドキ。

ソウギョ鈍すぎ、こっちは接近もわかるし、めっちゃ緊張してるから、吸い込む前に合わせちゃってるみたい。

たぶんフライだったとか、釣られそうだったとか、気付いて無いんじゃないかな？

仕切り直しです。

接近！　スポッ　口が消えてから、セイッ！

ヒット！

瞬間、ワニみたい。　離れた所でシッポがビタッ。　波がザワ。

走るのか？　潜るのか？　倒木や岸の茂みに入られたら即終了。　負けです。　

とりあえずロッドを高く掲げて倒木をかわす体制。

重い。　テンションを調整して、遠巻きにオープンエリアへ出て行ってもらいたいところ。

重いけど・・・　重いだけ。　テンション調節で思い通りに誘導できそうな・・・

オープンエリアに出ました。　無理だと思ってたのに、たいしたもんだ、自分。

安心したんですが、そこからが・・・

あー重い。　寄せても寄せてもグイグイ行きます。

空気吸ってもグイグイ行きます。　何度も何度も。

ロッドを信用して、もうラインは出しません。　数メートルの範囲に留めて、すくいにかかります。

磯ダモ小さい。　なかなか入らないし、片手ロッドは数秒で限界。

さっきまで近くにバサーがいたんだけど、いません。

どーしよう？　誰か・・・

入ったって、すぐ出ちゃう・・・

何度目かで礒ダモが破けました。　そこに頭がはまって・・・　チャンス！

ロッドを置いて、頭が抜ける前に、両手で、せーのっ！

上がり～　もうヘロヘロ

上がってからも暴れるんで、ネットからはまった頭を外して、計測するときにはドロドロ。

110くらい　もういい

翌日は全身筋肉痛でした・・・