Secret ~密談~ 》学園BL | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。



バイト感覚のタレント活動


そこそこ仕事をもらっても

専属のジャーマネ 

テッシーが居る限り


俺の給料から 彼に何割かの

『お世話になってます』料が

支払われてる


スムーズに仕事が出来る様

従事してくれているんだから


当たり前っちゃ

当たり前…なんだけど



向井さんに渡す金

どう工面すっかなぁ…



思ったほどの稼ぎは無く

普通のバイトの方が


効率はいいのかも…


そんな 懐事情で悩み凹む

本日の俺


エキストラ的ガヤの仕事

スタンバイ待ちで

スタジオ隅で待機中


ぼんやり周囲を眺める


スタッフと談笑する女の子

用も無いのに

うろついて 叱られてる奴


そして


「 賢太郎君 この後予定とかある? 」


俳優さんに ナンパされてる俺



「 さぁ?テッシーに任せっパで

 全然 把握してないんですよ


 明日も学校だし 」


へらへら笑って答える


誘いを断る口実を並べて



「 今日のディナー付き合ってくれたら

 好きなモノ 買ってあげるよ 」



…居るんだぁ 時々


「 どうしよっかなぁ… 」


若いタレント数人誘って

本命女子を安心させ

おびき寄せる

姑息な手法


噛ませ犬…ってやつ?



「 …お金でもいい? 」


バイトと思えば 良心は痛まない


俳優さん 現金要求に

何が可笑しいのか 酷く笑ってら



「 そう言うとこが 良いねぇ君は 

 

  …いくら欲しいの? 」


具体的な話になって


 少し及び腰になる


黙って指を3本出すと

少し間があって


「 OK 商談成立


 終わったら 私の楽屋においで 」


そう言って 握手を求められる




…なんだか 急に不安になった






――――――



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