Secret ~秘事~ 4 》学園BL | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。



「 向井さん 今日 

 頼んでた件 お願い出来る? 


突然何を言い出すのかと思えば


飯食ってる最中に

このゲーノー人


「 放課後 迎えに行くんで

 俺の事 待ってて欲しい 」



…それは つまり



「 俺 今日は金 持ってるよ 



キラキラした笑顔で

ギンギンな目を向けて来るんじゃないよ


こいつが俺の前に現れる目的

言われてたから

分かっていたけど


…ゲーセン(5千)出すから

 フェラしてよ…


あの時の光景が 頭をよぎる



折角の飯が


 …不味くなるだろ 話題換えろや 



この年齢は

それしか頭にない奴ばっか


相馬も 隙あれば二人になりたがる


こいつら 

俺の事何だと思ってるんだ



…そもそも 何で俺なんだよ



一気に失せた食欲


折角サービスで付けてくれた

ポテサラも 

食べる気にならず



箸を止めた



「 ダメだよ向井さん

 あまり時間 無いんだから


 ほら サクサク食べないと 




そう言うとゲーノー人


俺の皿から から揚げを取ると

タルタルをつけ


「 ほら あ~んして 



口元へ寄こしてきた


…なにぃ?


思わず フリーズする脳内



「 あ…早く食べないと

 タルタル 垂れちゃう…


  ほらぁ 向井さん 」




こいつ そうだった

始めて 教室来た時も


人の目気にせず キスして来た


突飛なんだ 行動が


規格外なんだ 


非常識なんだ




だから





差し出された から揚げ


見ると今にも垂れそうな

タルタルに


思わず 口を開く


差し込まれた



わざとなのか?


ゲーノー人が

差し込んだ から揚げ

口に収まらないデカさで


もごもごと

半開きの口のまま

下品な食べ方をしてしまう



見るとゲーノー人

してやったり顔で 


ニヤつきながら見てやがる



そういう視線 すげぇ嫌だ




「 タルタル ついてるよ 


俺の唇を 親指で拭うと

その指を 音を立てて舐めた



あぁ…もう…

限界かも



 あのさぁ 」

そもそも こいつを食事に誘ったのは

話すべきことがあったからで



このタイミングもどうかと思ったが


切り出した



「 金とか 要らないから 


俺に会いに来るの止めて 





ゲーノー人の 


動きが止まった





―――――――


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