Spinoff 215》Short | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


肩書や 立ち位置重視で

形成されてる


職場カースト


雇い雇われたものといった


明確な構成以外に



異職種が同席する場合の

微妙な 力加減


パワーバランスの

あれこれ等々


…よく分からないけど


黒コーデの男を

声で認識し


話す声のトーン変わった

男の娘の態度と


黒コーデの男の


上からな

今の物言いで



発言権の優位順


少なくとも この場での

上下は ハッキリしてるな…と


解釈したところに




「…何言ってんです


 ダメに決まってるでしょ」



男の娘の

予想外に

きっぱりとした 拒否の答えに


え?っとなる



「ただでさえ

 面倒事しか言わない

 マネージメントが

 

 仕事に関係ない場でまで

 別分野に乗り込み


 あれこれと

 

 余計な口出し
 しないでください」

 

あれ?

立場に上下は無い?


てっきり


媚びてると思った

男の娘の言葉は


認識違いを

思いっきり口にしていて

 

その道の専門家として

一家言 ある


ブレない言い分

押し通す勢い

言われた方の

黒コーデの男も


男の娘のそう言う発言


初めてじゃないのか

しれっと

受け止めている



…なんだ そうか



もともと


男の娘は

こう言う気質で

通っているのだろう



見目に惑わされ


中身も柔いと思った

自分の目には


ギャップ感に

怯みそうになるけど


態度事態


別に

一般的な男性のそれと


変わらない


ごくごく 普通なもので


ただ

正論ゆえに

受け手にとっては 

きつく感じる言葉


ストレートに発する


クールな顔は

 


やはり

一般的とは

かけ離れてて



…彼にとっての

可愛い系の容姿は


残念な

短所の様に感じつつも


個性へと変化する




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