Spinoff 410》Short  | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。



 

当然

食事にありつけるだろうと


期待ありきの返答に



無反応なカメラマン



鼻先の顔は 嫌なタイプの沈黙で


少し黙り込んでた後



瓶を持つ腕を


頭乗せてた肩にまわしながら



ハグすると



「弱ってるお前って

 相変わらず


 そそるよなぁ…」




そう言って


大きく息を吸込み



「…この匂い

 洗い流すの 勿体ない


 ねぇ 風呂の前にさぁ…」




触れあってる肌に


グッと押しつけられる


カメラマンの熱




また


始まってしまう 流れ


目の当りに





え?冗談だろ?


ギョッとするも




まぐわいへと誘う


カメラマンの体に押され


和室の奥へと



なだれ込む



後方へと

押される力に

倒れない様


足を運べば


脱ぎ散らかされてた 

カメラマンの服だろう


畳の上 足裏に感じる


覚えのある布感に


足元へ 目を向ければ



向けた視線の方向へ


体重移動するの法則か



カメラマンの加重もあって


バランス崩し


尻もちをつく様に 倒れ込む



畳の上




ってぇ…





なんなの お前ぇぇっぇ って



噛みつきたいも



痛む下部への衝撃が

半端なく


息をつくのも儘ならぬまま


苦情吐けずに 唸る





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