Spinoff 411》Short  | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


肩にまわされてた

カメラマンの腕が


衝撃吸収になって

辛うじて


打ち付けずに済んだ

後頭部




背中を打ってたことで


詰まっていた息


カメラマンの腕が


体の下から

引き抜かれると


気道が通り 咽る



その息苦しさに

身をよじりながら


体の上の圧



カメラマンを

退かそうと


下から押すも


ビクともしない胸は



手にしてた瓶


割れてないのを確認後


残った内容物 


飲み干すと


畳の上 転がして


両手を空け




当然とばかり


肌の上 手を這わせ始める



さっきまで


瓶を持っていた手は


ヒヤリと冷たく


咽て 熱を発している肌には



刺激強くて



触れられた内股の筋肉が


ピッと緊張する



その 手の動きに



始まりである 煽りの気配


こうなると


抵抗も

拒むのも


無駄だと 察し


ただ


胸を押す腕の力は


抜かぬまま


呼吸が楽になる姿勢


探ってもがけば



腿の肌 弄っていた手が


突然

スッと離れ


若干軽くなった


体の上の圧



気が変わったか?と


重なる体へ目を向ければ



肌を離れた腕が


散らかってる服の方へ

伸ばされ


探る所作


その動作で



低く籠った


スマホの振動音に




気付く




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