Spinoff 456》Short  | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


手早く 済ませる為か


客が立ち会う確率が


高くなる時間帯の


清掃だからか


staffは 

一人ではないらしい事を


脱衣所に入って

出て行くまでの


様子の違いに


気付く



後から入って来た人影は


随分と 音を立てない



そんな印象から


最初みた  人影の時より


意識して


行動を探る様に



脱衣所に意識

向けていれば





「…心配ない」


未だ

人影ある中


カメラマンが 囁く




「今

 そこのドアが開いても


 俺の影に居るお前の姿は

 死角になるから


 大丈夫


 誰かに見られる事なんてないから」




近すぎる立ち位置の


見物人が


自分はパーテーションだと

言いつつ



そこを離れない理由を


ドヤ顔で言い放つ




…それは お心遣いをどうも…



感謝するのが スジなのか?



ジッと監視されてる様な

間近の圧より


滅多に

無いだろう


間違って開けられるという


ハプニングに遭遇する方が



気分的には

楽なんじゃなかろうか…と



思いつつも



そりゃどうも




取りあえず


カメラマンのドヤ顔に


礼を言いながら



肌の上 広げていた泡


肩や背中から


足へと進めつつ




行為後の処理で


人に見られたくない


下部の洗浄


自分で行う姿



取り掛かる手前で



カメラマンの目を


意識し



躊躇が手を止めた





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