シーサイド発

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1988年ベルリン。ドイツ人のヤコブが20歳のウクライナ移民ユーリ・グルカと間違われる。住所は同じだが歳も名前も違うと主張しても、高官は恋人のヘルガ・アルブラハトを殺したと難癖をつける。そして2010年アメリカのミネソタ州。駐車場経営で大成功したミネソタ州の実業家エミットの元に、保護観察官として働く弟レイが婚約者に渡す指輪の購入資金を借りに訪れていた。

 

父親の相続品を巡りエミットに強い恨みと執着を持つレイは、その“借り”を返すようエミットに詰め寄る。レイはエミットに騙されてビンテージの切手と車を交換したと言い張り、切手を返せと迫る。保護観察中のニッキはブリッジの大会で勝てばスポンサーから10万ドルもらえる、兄に金を借りる必要もないとレイを説得。レイは仮釈放中で尿検査をパスできなかったモリースに、ある家に忍び込み切手を盗んでくれればこの問題を解決すると持ちかける。

 

ハイになりながら運転していたモリースが窓を開けた瞬間、標的の住所が書かれたメモが飛んでしまう。その頃、スタッシー社にエミットが戻ると、ヴァーガと名乗る男が現れる。昨年借りた資金を全額返すと言うと、あれは投資で貸したんじゃないと告げられる。担保なしに100万ドルも貸すのか尋ねなかった、金の流れも動きも全て知っている今後も監視すると言われるのだった。

 

チーフ警官として働くグロリアは、無愛想な継父エニスの家で息子の誕生日を祝っていた。レイとニッキはブリッジの地方大会に来ていた。一方、モリースはメモの内容はうろ覚えでメイデン通りではなくエデン・ヴァレーに行ってしまう。向かった先はグロリアの継父エニス・スタッシーの家だった。グロリアは息子が忘れ物をしたため継父の家に引き返すと、玄関が開いたままで部屋が荒らされていた。そしてエニスは冷蔵庫の前で拘束され冷たくなっていた。グロリアは二階にまだ犯人がいると思い、すぐさま息子を車に戻し、州警察を要請するよう命じる。銃を構えて室内を捜索するが犯人の姿はない。床下から見つけたのはSF小説だった。

 

一方、レイとニッキは地区大会で3位になり浮かれていた。そこへモリースがやってきて「指示通りエデンヴァレーの金持ちから盗んできた、実際豪邸じゃなかった」と報告する。全く違うものを盗ってきた上、人違いして人を殺していた。モリースは5000ドルを要求して銃を向ける。モリースが出て行くとニッキはエアコンを外し始める。モリーズが下にきたのを見計らいエアコンを落とすと見事に命中する。すぐに通報してエアコンのネジが緩んだことにし、レイを帰らせて切手を処分させる。

 

＜キャスト＞

スタッシー兄弟の兄。駐車場経営で成功した〝ミネソタの不動産王“。

スタッシー兄弟の弟。太鼓腹で髪の毛が薄れかけた保護観察官。兄エミットに恨みを持っている

エデン・ヴァレーのチーフ警官。離婚したての母親。

仮釈放中のレイの恋人。ブリッジに関して競争心が強い。

エミットの会社が苦しい時に100万ドルを貸したが実は投資だった

エミットの右腕となるビジネス・パートナーで、お金の話になる時には必ず現れる男。

 

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ユアンが2役演じているのでずーっと楽しみでした。レイのハゲ頭どうしてるのかと思ったら、ユアンはスキンヘッドにしてこの役に挑んでいたんですね〜。

そしてユアンの不倫報道がありましたが、そのお相手がニッキ役のメアリーです。仲良くお風呂入るシーン見てたら、そりゃそうなっちゃうかとちょっと納得。

メモなくしたモリースが人違いして殺人犯すも、殺されるというファーゴらしい不運な展開。ニッキの頭の回転の速さにはびっくりだわ！

切手から始まった兄弟のいざこざ。レイもピンチだけど、エミットの方もヴァーガにお金借りたせいで会社失ったりして。

グロリア役のキャリー・クーンはLeftoversにも出ていたので毎週見る顔になったw

 

 

20th Century Fox

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視聴環境：スターチャンネル

 

 

 

©︎2009 シーサイド発