「要介護〇」をキープ! | 在宅介護の悩み、認知症介護の悩み、「あなた」の介護の悩み、現役介護福祉士が全部スッキリ解決いたします!

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「家のおばあちゃん、
 前に比べて元気になってるわけじゃないのに・・・」



考えている女性画像




「なんで、前より介護度下がったんだろ・・・」



今までに
こんな経験をされた
「介護者さん」いらっしゃいませんか?



在宅介護をされている
介護者さんであれば、もうご存知かと思いますが


デイサービスに通ったり
ホームヘルパーさんを頼んだりするためには


「介護保険証」
介護保険証に記載されている


「要介護度」によって

一カ月に利用できる
介護サービスの回数が決められているんですね。




その、介護サービスを利用する
利用回数の上限をきめるのが
「要介護度」なんですが


1年に一回
もしくは
2年に一回

要介護度の更新があるんです。


その、介護度の更新の際

お住いの地区町村から派遣されてくる
「介護認定調査員」さんという方が
ご自宅に来られて

認定調査員の画像


実際に介護を受けられている
ご本人さんの

今のお身体の状態や
物忘れの進み具合


介護認定訪問調査


また
お世話をされている
介護者さんが、日々どんなことで困っているのか?

どんなお世話を
どのくらいの頻度で行っているのか?



認定調査時の介護者画像

こういった
聞き取りなどを行いながら


ご本人さんが
今の現状で
「どのくらいの要介護度に相当するのか?」を
決めるための資料を作成するんですが

この
介護認定調査員さんの聞き取りの結果が
後に決まる「要介護度」の段階決定に大きく影響するんですね。



この介護認定調査員さんですが


「調査員さん」って
皆さんとっても忙しい方ばかりなんで


テキパキテキパキ
聞き取りの項目を質問してくるんですよ。


介護認定調査おばさん

皆さんご存知ないと思いますが
「調査員さん」の聞き取らなければならない
質問の数っていくつあるか知ってます?


知らないですよね?


質問の数は

なんと


74項目もあるんですよ!



その
74個の質問をしながら
聞き取りの内容をその場で書き取り

さらに
この聞き取った内容を

「調査票」という書面にして
市区町村に期日までに提出しなければならないんですよ・・・・


私もこの
「認定調査員」なるものを
幾度か経験したから言えるのですが


この「認定調査」って

結構大変です・・・・


「調査員さん」の頭の中は
調査の聞き取りをしながら
次の作業

「調査票」の提出作業を考えていますから


出来るだけ
手短に調査を終えたいのが本音なんですね。


ですから

テキパキテキパキと質問をされて
「調査員さん」が帰った後になって



「あれ言っておけばよかったな・・・」


「実は、もっと困ってることあったんだけどな・・・」


○日前、家のおばあちゃん、
 外に散歩に行って、
 帰ってこれなくなった事あったなぁ・・・・



こういったケース
本当に多いんです。



「家のおばあちゃん
 前に比べて、足腰弱くなったな」



「最近物忘れがひどくなってるし・・・」



こういったことを
「調査員さん」に伝えられないまま
調査が終了し

後で、「介護保険証」が届いて
中身を確かめてみたら


なんと!



「介護度」が
前より下がってた!



「身体の具合は前より悪くなってるし
 物忘れも進んでいるんだけど
 なんで介護度が前より下がったんだろう・・・」



こんな事態を避けるためには
どうすれば良いのか?


それは


聞き取りにきた
「調査員さん」に対して

手短に
確実に


「毎日の介護がこんなに大変」


「こんなことで困っている」


「前に比べて、状態がこれだけ変わっている」



こういったことを
きちんと「調査員さん」に伝えることが
とっても大事なんです。


とは言っても

先ほどお伝えしたように
「調査員さん」って
聞き取りしながら、頭の中では

次の作業

「調査票」を期日までに
市区町村に提出することを考えていますから

そんなに
ゆっくりのんびり
話を聞いてくれる人ばかりではないんです。

そこでオススメが


メモを渡すんです。


①普段介護をしていて困っていること

②最近あったできごと
(1か月以内、もしくは最近1週間以内にあった出来事。
 1年前とか、半年前の出来事だと
  まず、調査内容には反映されません)

③物忘れの症状など



こういったことを
殴り書きでもかまいませんから
普段から書き溜めておいて

実際の調査が始まる前に
「認定調査員さん」に渡してください。



私の過去の経験ですが


調査が始まる前に
A4用紙に10枚以上!

びっしりと書き込まれた
介護者さんの
日々のお困り事を渡されたことも・・・


ここまでする必要もないと思いますが

調査が終わった後になって



「あれを言っておけばよかったな・・・」


「実はこんな事でも困っているんだけ
 上手く言えなかったな」


「もう少し話しようと思ったけど
 調査員さん、急いでたみたいだから・・・」


こんなことにならない様に

そして

「介護保険証」が届いてから


「なんでこんなに
介護度がさがってるの?」


こんなことにならない為にも


「認定調査員さん」には
お世話をしているうえでの

困り事や
ご本人の状態の変化などを


上手に
手短にお伝えしてくださいね。




今日も
最後までお付き合いくださり
こころから感謝いたします。


たつや


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