2001年、 (経済通で有名だった)宮沢喜一財務大臣が、国会で「日本の財政は破局に近い」と説明。
それから15年・・・なんと債務残高は1.7倍!

http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm

日本の人口ピラミッド (住宅購入時の平均年齢は38歳で、38歳人口で消費が大きく左右される)
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/useful/u01_z19.htm


消費税を25%にして、ようやく収支が均衡するレベルであり、
消費税を2%上げたところで焼け石に水だけど、改善しているポーズは見せないといけないのだろう。


2003年に「財政問題+人口問題+低成長」を懸念して、日本株を全て売り、中国株に移ったのですが、
その時の「日本は財政問題を解決できないだろう」という予想は当たってしまった。
(予想が外れて欲しかった。 ギリシャのように国が財政破綻する姿を見たくない・・・)


今回は1946年の財政破綻で行った、新円切替+預金封鎖などの手段は取らないと思う。
増税歳出カットに加え、大規模な量的緩和を継続し、円の価値を下げることになると考えています。


このまま円資産でいいのか? 何割を外貨資産で持つか? これは最重要の投資判断です。
個人レベルで、ショックに備えることは十分出来ます。


昨日、「戦力の逐次投入はしない!」 と言い切った黒田総裁が「緩和を継続する!」と言い始めました。
黒田総裁は、国会で出口戦略を聞かれても答えられませんでした・・・・
それでも日銀が国債買い入れを予定どうり12月に終えれば、破綻するので続けるしか無いのです。 (たぶんずっと)