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2013年 ラトビアのユーロ導入を最終承認
http://jp.reuters.com/article/2013/07/10/l4n0fg002-euro-latvia-idJPTYE96900L20130710


ラトビアは2008~2009年に金融危機に見舞われたが、その後は経済が回復。
債務の対GDP比は40%と、ユーロ圏諸国の平均の半分以下。 2014年にユーロを導入した。


ラトビアはユーロ圏内では一人あたりGDPが最も低い最貧国。
年金も平均4万円とギリシャの半分以下。
つまり、貧しいけど必死に節約して健全な財政を保っている訳です。 (・∀・)イイネ!!


スロバキアやラトビアは、自分たちより裕福なギリシャを助けるのは納得出来ないのです。
ドイツのように裕福な強国だけでなく、貧しくとも努力している弱小国も、ギリシャ支援に反対です。
一方で、フランスや南欧の国は、ギリシャを擁護し、ドイツを痛烈に批判してます。


簡単に言えば、  アリ派(ドイツ) VS キリギリス派(フランス) の抗争が起こっているのです。 
そしてどちらも 「反EU」 に傾いています。


今回、ギリシャはEUをグチャグチャにしてしまいました。
「ダメな国は何度助けてもダメ」 という現実を突きつけてしまったのです。
後の歴史家は 「ギリシャはユーロ崩壊を早めた」 と語る事になるでしょう。