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USリートの上昇基調は持続する
http://www.fidelity.co.jp/static/WhatsNew/pdf/20150724.pdf


過去の金利引き上げ期にもリートは良好な成果を出している。
2004年に1%だった基準金利を、約2年で0.25%ずつ17回引き上げた。
米国の景気回復で、株式だけでなく・ハイイールド債券・リート収益率が上昇した。
 
2004年の金利引き上げ後1年間に、米国リートは26%の収益を上げた。
「不動産価格+賃貸料」 を引き上げる景気回復が、金利引き上げよりも大きく影響した。 


チャート見れば解るけど、USリートは株価と似た動きをしている。
リートは株式より振れ幅が大きく、暴落時には大きく下がり、バブルでは大きく上がる特性がある。
暴落時には株式よりも下げがキツイが、リーマンショック後にUSリートを買った人は、非常に高いリターンを得た。


不動産の先行指数は急上昇し、遅効指数であるケースシラー住宅価格指数も上昇を始めている。
一年後の雇用に連動すると言われている住宅着工件数も好調で、
今のところ、米国経済は好調さに疑いの余地はないと思う。
米国株も、米国リートも、利上げ開始時期は (長い目で見れば) 買い場だと思う。