先日?いやもう結構前に日本から、渡ニアス何回目?のYくんとMちゃんカップルがたこ焼き屋さんに来てくれてたの。

 

ふとスタッフの1人が「あの2人は結婚してるの?」って聞くから「いや結婚はしてないよ。」って言ったの。

したらちょっとビックリするわけ。

 

なんでかっつーとニアスではまだまだ付き合ってる段階で一緒に堂々と旅行なんてできないからね。

旅行どころか、そこら辺でデートなんかも堂々とできないみたいよ。

(ここら辺のくだりはニアスの恋愛事情を参照)

 

親戚一同招待して結婚式の前フリみたいな婚約式を済ませてからの、堂々と2人で出かけたりデートできるらしいわ。

 

 

でもね、今回はニアスの恋愛事情のもっとディープな部分に突っ込んどきたいわけ。

 

前回の記事”ニアスの恋愛事情”で登場した姪っ子のレニ。

先日めでたくベイビーが誕生。

 

実はこの2人の結婚について知れば知るほど「なんだかなぁ。」って阿藤快になっちゃうおばはん。

 

まず第1の「なんだかなぁ。」

2人はジャカルタの結構イイ大学に通っててそこで知り合ったそう。

インドネシアの大学卒業シーズンは5~6月、でも2人は後数ヵ月というところの3月だったか4月に大学を卒業。

 

早めに卒業させてもらったのか、辞めたのかはわからないけどレニ曰く「お金がないから早めに卒業するんだ。」みたいなことは言ってた。

後1ヵ月も2ヵ月も変わらないと思うんだけど…「なんだかなぁ。」

 

第2の「なんだかなぁ。」

後でパパから聞いた話なんだけど、レニの相手のファンディから「レニと早く結婚したい。」「どーすれば早く結婚できるか。」みたいなことを相談されたことがあったらしい。

 

パパは自分の経験も踏まえて「そんなに焦らずに、まずはイイ大学出たならイイ仕事に就いてできれば貯蓄してから結婚しても遅くはない。」と、とにかくまずは仕事に就けと助言したらしい。

 

ところがよ、パパの助言なんて無視、無視、無視ーーー!!

 

大学も卒業を待たず、仕事もままならないままニアスに戻って来て5月には婚約式を挙げちゃったからね。

「なんだかなぁ。」…でもまぁ、婚約式までは許せる範囲。

 

第3の「なんだかなぁ。」

なんだかんだしてその年(去年)の12月、はい、結婚しちゃいました。

まぁ、2人はファンディの地元であるグヌンシトリに住み、何かしらの仕事はしてたみたい。

 

んがしかーし、今年に入って4月か5月頃、詳しくは知らないけどレニがグヌンシトリに住みたいくないとかで、レニの実家のあるトゥルックダラム方面へ戻って来たの。

(ニアスでも嫁姑のドロドロってあるのかしらね?)

 

で、ファンディは仕事を探すべくうちのたこ焼き屋さんでもオープン前にちょっと働いたことあったんだけど…

 

はっきり言って仕事できない不器用さんだったのよね。

なもんだから、怒られ、怒られ、怒られまくってフェイドアウトしてったわ。

(全く、辞め方も不器用…てか、礼儀も何もない全く社会人として失格人間だったわ。)

 

結局、その頃レニの妊娠が発覚して、グヌンシトリに戻ってったのよ。

マジで「なんだかなぁ。」

 

第4の「なんだかなぁ。」

何だかんだ言ってニアスの結婚式ってそれなりにかかるんだけど、そんな状態で結婚したもんだからもちろん、たぶん費用は親持ちよね。

 

しかもファンディってば、ちょっとお高いバイクに乗ってるんだけど、ローンは親が払ってるみたい。

(実はファンディの実家、ちょっと小金持ちらしい。)

全く「なんだかなぁ。」…結局親のスネだし自立してないってことよね。

 

 

つまりがね、ジャカルタのイイ大学行ったのに、2人して仕事も就かず、ニアスに戻って来て(ニアスでの仕事なんてたかが知れてる&コネ重要)、即結婚??

とにかく早く結婚したいからしちゃった的な。

 

おばはんが思うに(いや、ニアス人も結構思ってるみたいだけど)

やりたいから結婚するor結婚しないとできない。

っていう結論よ。

 

ただね、サーフ絡みでバリに行った子たちはもちろんそんなニアスのオールドスタイルなんて守るわけないわよ。

もうはっきり言ってパラダイスバリでやりたい放題。(昔のパパ含む)

 

そりゃあ早く結婚したくなるわけよね~。

 

でも普通に考えて結婚って人生1回きりよ。

やりたいがために若いうちに結婚して、子供なんて生まれちゃったら、それこそ責任もって育てなきゃだし、仕事があやふやだったら将来不安だし、子供どうやって育てるの?

 

これってでも日本人的感覚なのかしら?

いやいや、結婚したら生活も子供の成長も待ってくれないからね。

 

ニアス人よ、よく考えよ!

日本人は阿藤快になってまうわ。

(※阿藤快さん、一昨年お亡くなりになられてたんですね…)