わたし 早春の二上山 | ざらめうどんあります

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登場する生き物
かまいぃぃ(ヒト)♀ きのこ(ヒト)♀
うどん(ブリディッシュ)♂ ざらめ(ロシアンブルー)♀ 

昨日の土曜日。天気予報は晴。
仕事が溜まってるのだが。
休日出勤したら、楽になるのだが。

いや。ちがうやん。
こんなベストシーズンを逃すわけにはいかないやん。

で、どこにいく?

このところ、ふさぎ気味である。
できれば、邪気がなく、
良い気があるところがいい。
ハンパなく浄化されたい!

そうだ!二上山だ!

というわけで、ふたたび二上山である。

今回は二上神社駅近くの加守神社から雄岳を目指す。
スタートが遅れ、到着したのが、すでに正午。
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石段を登り、神社に参拝。
無事に登れますように。

で、すぐ横の登山口に行くと、このザマ。
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2重のイノシシ除けの柵の向こうに、いきなりクライマックスな階段。

ここで、服を2枚脱皮した(^^;
そして、ケータイをザックに片付けた(^^; 

前回登ったときは、本当に辛かった。
もちろん、今回も楽ではない。
が、それなりに、
辛さを回避する手法を知った気がする。

定期的に小休止を挟みつつ、ジワジワとカラダを運ぶ。

次の写真は、山頂の大津皇子のお墓。
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雄岳山頂を超えて雌岳に着く頃は、午後1時。
出遅れたかなと思っていたが、昼食を終えた団体さんが続々と下山して行くのを見て、絶妙なタイミングで登頂したことを知る。

1人で歩いていると、ベテランっぽい人が声をかけてくださる。
いい天気ですな。
登るには、最高の日ですわ。

暑くもなく、寒くもなく。
ほんのり曇っていて、日差しもやわらか。

山の花は、まだだけど。
前回の紅葉の季節のように、息を飲むような美しさはないけど。

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この山が持つ気が、とてもあうのだ。
来てよかった。来た意味があった。

前回は余裕がなく、立ち寄ることが出来なかった、岩屋に行く。
平成10年の台風で倒れた岩屋杉をくぐる。
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その向こうには、
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奈良時代に作られたという岩屋。

飛鳥時代から、神々しい山とされていたこと。
その後、平城京を作るために二上山の石がきりだされたり。
城が築かれたり。
地震や大火もあったらしい。
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岩屋から少し戻り、下山は前回同様、岩屋峠から祐泉寺に向かう。

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紅葉の季節にくらべると地味だけど、効用は変わりません。

その後、道の駅に行き、シソのソフトクリームとか、ヨモギ焼き餅(本日最後の一個)を頂く。
生ビールが飲みたかったけど、缶ビールしかなかったのでガマン。
帰路途中の乗り換え駅構内の居酒屋にフラリと立ち寄る。
すかさず、出来上がっているオジサマにつかまり、わけのわからん話を聞かされる。
生ビールがうまくて、ご機嫌。
オジサマには、自分を大事にしなさいと3回くらい言われて、ハイハイと頷きつつ、おでんの大根を頬張る。

わかったから、オトーサンも自分を大事にしーや。飲みすぎたらアカンで。

握手を求められて、握手して、ザック背負って、また握手して。
お会計してたら、客達がジロジロ見てきて、
全員滅びろ!
って、心の中で思うけど、どことなく爽快。

あんなに塞いだ気持ちの日々だったのに。
なんだね?この前向きパワーは?

二上山。すごい。

前回とはことなり、筋肉痛も腰痛もなし。

帰り道の電車から見える、ふたこぶの二上山。
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しんどくなったら、また、来ます。
ありがとう。

家に着くと、ココにも、雌岳と雄岳である。
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