仕事が溜まってるのだが。
休日出勤したら、楽になるのだが。
いや。ちがうやん。
こんなベストシーズンを逃すわけにはいかないやん。
で、どこにいく?
このところ、ふさぎ気味である。
できれば、邪気がなく、
良い気があるところがいい。
ハンパなく浄化されたい!
そうだ!二上山だ!
というわけで、ふたたび二上山である。
今回は二上神社駅近くの加守神社から雄岳を目指す。
スタートが遅れ、到着したのが、すでに正午。
石段を登り、神社に参拝。
無事に登れますように。
で、すぐ横の登山口に行くと、このザマ。
2重のイノシシ除けの柵の向こうに、いきなりクライマックスな階段。
ここで、服を2枚脱皮した(^^;
そして、ケータイをザックに片付けた(^^;
前回登ったときは、本当に辛かった。
もちろん、今回も楽ではない。
が、それなりに、
辛さを回避する手法を知った気がする。
定期的に小休止を挟みつつ、ジワジワとカラダを運ぶ。
次の写真は、山頂の大津皇子のお墓。
出遅れたかなと思っていたが、昼食を終えた団体さんが続々と下山して行くのを見て、絶妙なタイミングで登頂したことを知る。
1人で歩いていると、ベテランっぽい人が声をかけてくださる。
いい天気ですな。
登るには、最高の日ですわ。
暑くもなく、寒くもなく。
ほんのり曇っていて、日差しもやわらか。
山の花は、まだだけど。
前回の紅葉の季節のように、息を飲むような美しさはないけど。
奈良時代に作られたという岩屋。
飛鳥時代から、神々しい山とされていたこと。
その後、平城京を作るために二上山の石がきりだされたり。
城が築かれたり。
地震や大火もあったらしい。
岩屋から少し戻り、下山は前回同様、岩屋峠から祐泉寺に向かう。
その後、道の駅に行き、シソのソフトクリームとか、ヨモギ焼き餅(本日最後の一個)を頂く。
生ビールが飲みたかったけど、缶ビールしかなかったのでガマン。
帰路途中の乗り換え駅構内の居酒屋にフラリと立ち寄る。
すかさず、出来上がっているオジサマにつかまり、わけのわからん話を聞かされる。
生ビールがうまくて、ご機嫌。オジサマには、自分を大事にしなさいと3回くらい言われて、ハイハイと頷きつつ、おでんの大根を頬張る。
わかったから、オトーサンも自分を大事にしーや。飲みすぎたらアカンで。
握手を求められて、握手して、ザック背負って、また握手して。
お会計してたら、客達がジロジロ見てきて、
全員滅びろ!
って、心の中で思うけど、どことなく爽快。
あんなに塞いだ気持ちの日々だったのに。
なんだね?この前向きパワーは?
二上山。すごい。
前回とはことなり、筋肉痛も腰痛もなし。
帰り道の電車から見える、ふたこぶの二上山。