コメディ・タッチの映画。主人公は、ネヴァダ州リノのカジノで歌っていたクラブ・シンガー、デロリス=ヴァン・カルティエ(ウーピー・ゴールドバーグ)。彼女はその界隈のボスで、自身の愛人であるヴィンス(ハーヴェイ・カイテル)が組織の裏切り者を殺害した現場を目撃する。
警察へ駆け込んだデロリスを、サザー警部(ビル・ナン)はサンフランシスコの修道院に匿う。ここでデロリスは新米尼僧シスター・クラレンスとして修道院に迎えられ、シスター・パトリック(キャシー・ナジミー)、シスター・ロバーツ(ウェンディ・マッケナ)ら若い尼僧たちと親しくなる。しかし、厳格な修道院長(マギー・スミス)はデロリスの態度が気に入らない。何事にもデロリスに、神のもとにつかえるものとしての厳しさ、貞淑さをもとめる。
修道院には聖歌隊があるが、歌う讃美歌は音程が狂い、ハーモニーもない。デロリスはあきれてしまう。意を決したデロリスは、ラザラス尼(メアリー・ウィックス)と聖歌隊のリーダーを交替して引き受け、歌のレパートリーにソウルやロックのナンバーを加えた。
彼女たちの詩はたちまち地域にそして全世界の噂になり、ローマ法王の耳にも。やがて法王が訪米のおり、デロリスたちの修道院に立ち寄ることとなった。その頃、ヴィンスの放った殺し屋の影がデロリスに迫っていた。
尼僧たちが一致団結し、殺し屋に捕まりリノに連れ戻されたデロリスを救出し、ヴィンスたちは逮捕された。そして法王の前で、デロリス率いる聖歌隊は、たのしげににぎやかに歌い踊るのだった。
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