今日はこんな記事です。
横浜市が「待機児童」の定義を変え、育児休暇中でも保護者に復職の意思がある場合は待機児童に含めて数えたところ、10月1日時点で1877人に達した。市が1日、発表した。391人だった前年同期の5倍近い。市はこれまで、育休中は待機児童に含めておらず、2013年5月には「待機児童がゼロになった」と発表していた。
記事中にある通り、横浜市は4年前に待機児童ゼロを実現したことで脚光を浴びました。しかし、当時から「隠れ待機児童」が少なくないのではないか、という指摘は少なくありませんでした。
また、待機児童問題で苦しんでいる東京都で出生数が少しずつ増えているにもかかわらず、横浜市では出生数が減っています。もちろん待機児童と出生数の間に因果関係があるとは限りませんが・・・。
今回あらためて数えられた「待機児童」は、「復職したいけれど保育園に預けられないので育休を取得している」ケースを含んでいます。予想されていたように、「隠れ待機児童」が少なくなかったということを示しています。
何だか数字をごまかしていたようで、少し印象が悪いですが、横浜市が待機児童を解決しようとして相当苦労していることは疑いありません。あれだけ苦労してこれですから、東京圏内で待機児童を解決することが相当たいへんなことがわかります。
ランキングに参加しています。応援よろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ