女道楽と聞いたら何を思い浮かべるだろうか?
一般に言われる意味は男性が女性にうつつを抜かし女性との一時の享楽に身を投じるといった意味で使われているが、芸能の世界でいう意味はひとことで言えば女性が演じるピン芸のジャンルである。
三味線を持って、都々逸や小唄を歌って、つなぎにおしゃべりで笑いをとる芸である。
玉川スミ、吾妻ひな子などの方々がおられた。
現在、その芸風を引き継いでいる第一人者は内海英華さんだ。
彼女は漫談だけでなく上方落語のはめもの、寄席囃子の継承に置いても刮目する活躍をされている。
三味線とジャズとのコラボも聞き応えのあるライブとしても多くのファンを魅了している。
幅広い活躍に目が離せない。