昨日の午後は

イスタンブールから飛行機で来られたWさんのレッスン。


個人レッスンのほかに、

せっかくの機会なので

アンカラのお弟子さんも2名参加していただき、

合奏曲のレッスンも。。。

熱く、盛り上がりました~


Wさんが弾きたいと願っていた

トルコの曲「ウシュキュダル」もレッスン。


トルコ人なら誰でも知っている

またかつて、トルコ人の国民的歌手バルシュ・マンチョが

来日し、日本でもヒットさせた曲です。


でも、こういうアレンジを要する曲は

簡単なようで難しい。


箏で、単純な曲をただ弾くと

とても稚拙になってしまう。


箏用の素敵な編曲があればいいのですが、

トルコの曲は自分でするしかありません。。。


実は、このような編曲のタイヘンさは

今までも、讃美歌を箏で演奏するときに

体験しました。

あるキリスト教関係の音楽出版会社より

箏による讃美歌CDのリリースを依頼された18年前のこと・・・


そのときは、アレンジを作曲家に依頼し

それをまた自分で箏に合うように工夫しました。


トルコでは、

トルコ音楽の演奏家たちとの共演を通じて

かなり体験してきましたが、

それでも、まだまだ納得ゆく

『箏によるトルコ音楽』には至っていません・・・


ただ、アレンジ曲を弾くときの注意点は共通してます。


箏曲用の手の動き、力の入れ方から離れて

曲の音楽性に合わせて、

力をコントロールすること。


これが、以外と難しいの。

でも、力のコントロールができるようになると

箏曲も曲想がつけやすくなります。

つまり、自分が表現したいように演奏できる、ということ。


Wさんも難儀してましたが

コツコツ努力してゆけば、

必ず、いつか

ご自分が弾きたい「ウシュキュダル」が

演奏できます!!


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