【働き方改革は「働くを取り戻す」こと】 | 土木技術者(もどき?)のブレイクタイム

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土木技術者(的な)人物のブログです。ブレイクタイムを過ごしているような気分で書いています。個人でも仕事ができるように、ただいま準備中(やるかどうかはまだ未定)

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ようやく、とても過ごしやすい陽気ですね。
こんな感じで、ブログに花を添えて見ました。
 
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もう4年くらい前になりますか、当時参加していたビジネススクールで、ある経営者がこんなことを言っていました。

『働くを取り戻すべきだ。今はそれができる時代。そして、これからもっとできる時代になっていく。』

 

この一言を聞いたとき、私はピンときませんでした。なぜかというと、人は会社に行って仕事を与えられて働く、といういわば当たり前(とされている)と考えていたからです。なので、長時間残業をすのは当たり前って思っていたし、働かされているという感じも微塵もしていなかったからです。

 

会社に行けば仕事があるわけです。そしてそれが私たちの給料・食い扶持なわけです。しかも、個人で仕事を取ってくる、なんていうことを考えている人はとても少ない。しかも、自分の周りにいるかというと、あまりいません。

 

サラリーマンであれば、それは当然のこととして今も考えられているかもしれません。

 

 

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本来、働き方改革は働くということを個人に戻すべきもののはずです。けれど、今言われている働き方改革は、まだまだ会社主体・個人疎外の状況です。だから「ジタハラ(時短ハラスメント)」なんていう言葉が出てきたり、残業時間を減らしているにもかかわらずウツになってしまう、ということがあるんです。

 

残業減ったからと言って、心が病むことがなくなる/体調不良にならなくなる、というわけではありません。私自身、以前は働く時間が減ったのにやられてしまったこともあります。先日もやられたなぁ。

 

これをどうにかするには、働くということを個人一人ひとりの手に取り戻す必要があります。働くを取り戻すとは、「自分はなんで働くの?」という動機や背景を明確にすること。そして、そのミッションにコミットし続けられることです。

 

 

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かつて、人は個人が働くということを主体的に行っていました。自分が生きるために狩りをしていたし、繁栄をしたいという本能的な想いから村や都市といったコミュニティを作り仕事を編み出してきたし、領土を広げるための戦に武器を作ったり食料を提供して、自分たちが生きながえるためにいろいろやってきました。

 

これらは会社にやらされるというよりは、自分たちが生きるために、繁栄するために、自ら進んでやっていたという側面がとても強かったのです。だから、無報酬でいいから丁稚奉公をしたい!という人たちが、以前は絶えなかったわけです。

 

建設業で言えば、モノづくりに直接かかわる作業員として働きたい!と思っていたけど、最初は無報酬の皿洗いから、なんて人もいました。けれど、それはやらされていたのではなく、「皿洗いからでいいんで、やらせてください!」と、自ら飛び込んでいったんです。

 

 

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今、働き方改革に関連するお話合いを見ていると、企業や会社都合で話し合いがされているだけ。働く個人へ目が向いているとはとうてい思えません。

残業時間を減らせばいい?それだけじゃねーし、っていうことです。しかも、それが働く人を追いつめてしまうんなら、まったくナンセンスです。その施策は無価値・ゴミ同然です。

 

当然ですが、ゴミからはゴミしか生まれない。つまり、人の体や心を害するものしか生まれないんです。ゴミ屋敷にいたらどんどん荒んでいくのと同じで、毒素しか生まれないんです。

 

働くをご自身の手に取り戻すこと。これが働き方改革の本当の姿じゃん?て思います。もちろん「言うは易く行うは難し」ですが、言わなきゃ始まらないしやろうともしない。だからこうして言うことにしたわけです。

 

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